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BLOG IPライブプロダクション・映像・音響機器について
スタッフが発信

オランダのRAIアムステルダムを会場に、4日間にわたり開催された「IBC(International Broadcasting Convention)2026」。今年も弊社スタッフは現地を訪れ、取り扱いメーカーやブランドの最新情報、ならびに業界全体のトレンドに接し、多くの知見を得てまいりました。その一部をご報告、ご紹介いたします。

全般的なトレンドとしては、AIのさらなる実用化・ネイティブ化、IP化やダイナミック・メディア・ファシリティ(DMF)、クラウドおよびソフトウエア定義による柔軟なリソースオーケストレーション、マルチベンダー間の相互運用性などが大きな注目を集めました。業界標準規格の実装やネットワークの進化といった動向も、成熟から定着、そして次の実用フェーズへと確実に移行しています。

LAWO

ダイナミック・メディア設備とマルチベンダー相互運用性を実証
会場では、ダイナミック・メディア・ファシリティ(DMF)のコンセプトに基づいた柔軟なリソース管理と、オープンなマルチベンダー間での相互運用性のデ実演が大きな関心を集めました。

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グラフィック処理アプリケーションでHOMEアプリのエコシステムを拡張
HOMEエコシステムをさらに拡充させる新しいグラフィック処理アプリケーション群を公開し、IPベースの制作環境におけるさらなる機能強化をアピールしました。

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新アプリ「HOME Stream Share App」を発表
LawoはIBC 2026において、制作ワークフローの効率化と柔軟な信号共有を実現する新しいアプリケーション「HOME Stream Share App」を発表しました。

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mc²とPower Coreの革新技術をアピール
フラッグシップのmc²シリーズオーディオコンソールとPower Coreがもたらす最新の革新技術について、多くの来場者に向けたアピールが行われました。

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[受賞]Lawo「Edge One」が2部門でBest in Showを受賞
オランダで開催された「IBC 2026」にて、Lawoの「Edge One」がTVBEuropeおよびRedTechの2部門において「Best in Show」を受賞いたしました。音声と映像をコンパクトな単一のIP/NMOSネイティブ・ステージボックスに統合し、ネットワークエッジで必要な機器数を削減しながら高い柔軟性を実現するアプローチが世界的に高く評価されました。

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[受賞]「Media eXchange Layer(MXL)」がIBC2026 Innovation Awardsを受賞
開催中の「IBC 2026 Innovation Awards」にて、Lawoが開発・推進に深く関わる「Media eXchange Layer(MXL)」がコンテンツ制作部門を受賞しました。EBU(欧州放送連合)や多くのパートナーと共にオープンなIPメディア交換の未来を切り拓く取り組みが、大きな成果として称えられました。Lawo現地ハイライト動画・ショート動画集

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現地ブースの熱気やデモの様子を捉えたハイライト動画およびショート動画が公開されています。
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Skyline Communications

AIネイティブなメディア運用を支援する「DataMiner xOps Vanguard」
Skyline Communicationsは、AIネイティブなメディア運用への移行を支援する「DataMiner xOps Vanguard」を発表しました。DataMiner xOpsを基盤として、AI・自動化・オーケストレーションを活用した次世代のメディア運用を提案しています。断片化されたシステムや手作業中心の運用から、統合されたデータ・制御・運用インテリジェンスへの段階的な移行を支援し、戦略的発見ワークショップを通じて現状の課題分析から優先施策、具体的な導入ステップまでを策定します。Dynamic Media FacilityやAIネイティブ運用、統制された自律型ワークフローに向けた実践的な変革アプローチが展示されました。

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Microsoft Foundryとの連携によるAIネイティブ運用の加速
IBC2026に合わせてMicrosoft Foundryとの新たな連携を発表し、DataMiner xOpsと組み合わせたAIネイティブなメディア運用が紹介されました。運用データ、機器制御、ナレッジ、ワークフローを統合し、AIによる運用インテリジェンスやエージェント主導のワークフローを実現します。監視・オーケストレーション・自動化にAIを組み合わせることで、自律型(Autonomous)運用への移行を支援します。また、Microsoft AzureおよびAzure Marketplaceとの連携により、クラウド環境での導入・拡張を容易にする仕組みも示され、会場ではメディア運用全体をAIで統合・自動化する将来像がデモ展示されました。

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[受賞]Bridge Technologies社より「Bridge Choice Award」を受賞
IBC2026において、Bridge Technologies社より「Bridge Choice Award」を受賞しました。Bridge Technologies社のVB440とDataMiner xOps Platformの連携が高く評価されたもので、AV同期遅延の測定から修正ワークフローの実行・補正、さらに運用結果の検証に至るまでを自動化し、運用上の洞察を具体的なアクションにつなげる仕組みが紹介されました。

>>記事を見る(Skyline公式ニュース ※英語サイト)

Wohler Technologies

新モニタリング製品群とMAVRIC向け「ATOMS」トークンベースモデルを発表
Wohler Technologiesは、MAVRIC向けの新しい「ATOMS」トークンベースモデルをはじめとする、次世代のモニタリングイノベーションをIBC 2026にて発表しました。

RTS Intercoms

インターカムの革新の歴史を発信
RTS Intercomsは、アムステルダムでのIBCにおいて、長年にわたるイノベーションの歩みと最新のインターカムソリューションを紹介しました。

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PROVIDIUS

IPメディアネットワークのObservabilityを強化
IBC2026において、ProvidiusはIPメディアネットワークのObservability(可視化・監視・解析)をテーマに、NVRTを中心とした各種ソリューションを展示しました。ST 2110環境におけるネットワークテレメトリー、マルチキャストフロー、PTP/NTPの同期状態、ネットワークトラフィックなどをリアルタイムに可視化し、IP化された放送設備の状態を一元的に把握できることが大きな特徴です。単純なネットワーク機器の死活監視にとどまらず、映像・音声などのメディアフローとネットワークの状態を関連付けて監視・解析できる点が、放送設備向けソリューションとしての大きなポイントとなっています。

NVRT
NVRTは、ST 2110をはじめとするIPメディアネットワークの状態を可視化・監視するための中核プラットフォームです。ネットワーク機器の状態だけでなく、マルチキャストフローやPTP同期、トラフィック状況などを統合的に監視することで、システム全体の状態把握や障害発生時の原因特定を支援します。

IP Jackfield
IP Jackfieldでは、ST 2110環境を流れるマルチキャストフローを可視化し、必要な信号を解析ツールへ動的にパッチする仕組みが紹介されました。従来、トラフィック取得やポートミラーリングにはネットワークエンジニアによるスイッチ設定が必要となるケースがありましたが、IP Jackfieldを利用することで、必要なフローをより簡単かつ安全に解析環境へ取り出すことができます。設備構築時の確認だけでなく、運用中に発生した障害の調査やトラブルシューティングにも有効なソリューションです。

CRIO
CRIOは、ライブ運用中に発生した一時的なパケットロスやジッターなど、通常のネットワーク監視だけでは原因を特定しにくい事象について、パケットレベルまで遡って解析するための環境を提供します。リアルタイムの状態監視だけでなく、問題発生後に記録されたデータを確認することで、「いつ、どこで、どのような異常が発生したのか」を追跡するフォレンジック解析までカバーします。

Providius Direct
2026年に発表されたProvidius Directでは、対応するNETGEAR Pro AVスイッチとNVRTを連携させ、必要なネットワークトラフィックをオンデマンドでミラーリングし、CRIOやBMGなどの解析ツールへ送るワークフローが紹介されました。これにより、障害発生時に現地でスイッチ設定を変更したり、ネットワークエンジニアが個別にトラフィックを取得したりする作業を減らし、リモートから迅速にトラブルシューティングを行える環境を構築できます。

Providian Bridge
さらに、AIを活用したProvidian Bridgeも紹介されました。ネットワークやシステムの状態について自然言語で問い合わせることで、収集された情報をより直感的に確認・分析できる仕組みであり、Providiusのソリューションが従来の「監視」から、解析・セキュリティ・AIを活用した運用支援へと領域を広げていることを示しています。

IP放送設備全体を横断的に把握するObservabilityプラットフォームへ
今回のIBC2026展示では、ProvidiusがST 2110を中心としたIP放送設備の監視だけでなく、PTP、マルチキャスト、ネットワークトラフィック、パケット解析、障害調査、セキュリティ、AIまでを横断的に扱う製品群へと拡張していることが紹介されました。放送設備のIP化が進むにつれ、「ネットワークが正常か」だけでなく、「必要な映像・音声が、正しいタイミングで、正しい経路を通って届いているか」まで把握することが重要になります。Providiusは、こうしたIPメディアネットワーク特有の運用課題に対し、監視から解析、障害対応までを一元的に支援するObservabilityプラットフォームとして、興味深いソリューションを展開しています。

AVT

今回のIBC2026では、AVTが従来の「放送局の電話ハイブリッド」という領域から、Webベースのリモートコミュニケーションを放送ワークフローへ取り込むためのプラットフォームへ製品領域を拡張している点が印象的でした。

WebRTC、Microsoft Teams、Zoomなどとの連携を紹介し、リモートゲストやインタビューなど、放送局におけるオンラインコミュニケーションへの対応を強化。

WebRTC接続では音声だけでなく映像にも対応し、NDI出力による放送設備との連携を実現。
AES67、RAVENNA、NMOSなどのIPオーディオ環境への対応を進め、IPベースの放送設備への組み込みを意識した構成を展開。

WhatsAppに対応
音声通話・テキストメッセージ・音声メッセージなど、従来の電話回線以外のコミュニケーション手段を放送設備へ取り込む機能を紹介していた。

お問い合わせやデモンストレーションのご依頼などは [お問い合わせページ] より承ります。

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