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CH MediaグループのRadio 24とVirgin Radioが Lawoの新型コンソール「diamond」で放送開始
CH Mediaが所有するスイスで最も古い民間ラジオ局Radio 24と、チューリッヒを拠点とするVirgin Radio Switzerlandは、新しくリリースされたLawoのdiamondコンソールを導入した最初の局となりました。IPベースのラジオ・コンソールのコンサルティング、インストール、インテグレーションはチューリッヒ近郊に拠点を置くスイスのSIerである SLG Broadcastが担当しました。これまでに合計7台のdiamondコンソールが、コントロールルームとプロダクションルームに設置されています。
それぞれの部屋にパーソナリティ/アシスタント用のワークステーション、2つのゲスト用のポジション、そして短いニュースを読むアナウンサー用のポジションが用意されています。パーソナリティーは12本のフェーダー構成のコンソールを、アシスタントは4本のフェーダーを持つユニットを使用。アナウンサー用には最小の2フェーダー構成のモジュールが設置されています
Radio 24の朝の番組でパーソナリティーを務めるドミニク・ウィドマー氏は、もうすっかりdiamondのファンです。「diamondを使えば素早く、快適に仕事ができます。”直感的”という言葉が、まさにぴったり。ごく短時間で手元を見ずに操作ができるようになりますし、ちょっとボタンを押してフェーダーに触れただけで、クオリティの高さを感じました。しかもコントロールサーフェスがコンパクトだから、テーブルの上が本当に広々としているんですよ」
2011年以来Lawoの顧客であるCH Mediaは、正式な発売前にもかかわらず、diamondコンソール・システムを設置し、オンエアする最初の顧客になったことを非常に喜び、エキサイトしています。
SLG Broadcast社のCEO マーク・シュトラール氏は、ラジオ局のスタッフたちがdiamondコンソールにとても満足していると、熱く語ります。
「スタッフたちはすぐにdiamondのコンソールの品質の高さ、すっきりとしたユーザーインターフェース、そしてコンパクトなデザインを気に入った様子でした。ファンクションキーの配置やフェーダー上のサムネイル表示など、視覚的なサポートが充実しているため、ワークフローが驚くほど便利になったのですから。おまけにLawoのPower Coreミキシング・エンジンはパワフルな性能をもたらし、故障のない動作が保証されているのです」
シュトラール氏は笑顔で続けます。
「ラジオ局のスタッフたちも、設置がスムーズにできたことにとても感動していました」
IPネイティブなdiamondは、オープンなAES67/RAVENNA audio-over-IPネットワーク規格をベースとし、ST2110-30/-31およびST2022-7規格にも準拠しています。ミキシングエンジンのPower Coreは、AES67、MADI、アナログ、AES3、Dante®の拡張可能なI/O接続を提供します。
モジュラー設計により、最小で2本のフェーダー構成から最大60本のフェーダーを配置することができ、デスクトップ型と埋込型があります。フェーダーに隣接するカラーディスプレイは、ソース情報を提供し、また2つのフェーダーレイヤーにより異なるタスクを直接切り替えることが可能となっています。
mc²オーディオ・プロダクション・コンソールから採用された静かな電動フェーダーと精密なロータリーエンコーダーは、プログラム・オートメーションやプレイアウト・システムとのスムーズな統合を可能にし、音声トラッキングやリモートプロダクション、DAW制御などのマルチレイヤーオペレーションに完璧に対応します。プログラム可能な色分けされた LEDボタンとエンコーダー・ライトは、共通のコントロール機能を強調してくれます。
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