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diamond

ドイツ

diamond

POWERFUL. ELEGANT. INSPIRING.

どんな仕事にも適切なツールが必要で、そのツールは高品質でなくてはなりません。また、最高レベルの生産性を実現するためには、そのツールが自分自身の延長線上になくてはなりません。そこでLawoは、ラジオ/TV向けのdiamondブロードキャストコンソールを開発しました。

Lawoの設計哲学はシンプル。それは、呼吸をするように自然かつ直感的に使えるミキシングコンソールをブロードキャストのプロフェッショナルに提供することです。物理的な操作と仮想的な操作のシームレスな相乗効果を作り出し、そして自然に手に馴染み、その状況に応じた自動制御を可能にします。

diamondはまさに最先端。そしてもちろん、IPネイティブです。完全にモジュール化されており、お客様のご要望に応じて構成することが可能です。物理フェーダーはわずか2個から60個まで拡張可能で、各機能についての情報を瞬時に提供するバーチャルエクステンション(仮想拡張機能)が用意され、鮮明なフルカラーディスプレイ付きのタッチ式フェーダーとロータリーコントロールを備えています。diamondはこのように高いパワーを、放送局がLawoのブロードキャストコンソールに期待するスタイリッシュで洗練されたデザインで実現しました。

A SEAMLESS SYNERGY OF PHYSICAL & VIRTUAL

OVERVIEW

  • 2本から60本まである物理フェーダー
  • 100%モジュラー型・100% IPで最大限の柔軟性を実現
  • コンテキスト・カラーディスプレイ搭載
  • タッチセンサーによる操作
  • 洗練されたユーザー管理・権限管理システム 
  • 120 本までのバーチャルフェーダー
  • バーチャル・エクステンション・タッチスクリーンコントロールモジュール(オプション)
  • Power Core エンジンは複数のライセンスオプションを提供
  • RAVENNA/AES67 およびST2110-30 とのネイティブな互換性

FEATURES

最上級コンポーネント

diamondコンソールは、フラッグシップモデルであるLawo mc²のライブミキシングコンソールと同様に、十分にテストされたハイエンドのフェーダー、キー、ロータリーエンコーダーを使用しており、長寿命で完璧な動作を実現しています。静音電動フェーダーはプログラムオートメーションや送出システムとの完璧な統合を可能にします──ボイス・トラッキング、リモートプロダクション、DAW制御等のマルチレイヤー操作に最適です。プログラム可能なLEDボタンの点灯は、一般的な制御機能を強調表示します。そしてdiamondはLawoユーザーに馴染み深いデザインなので、オペレーターはすぐに習熟できます。

バーチャルエクステンション

diamond のバーチャルエクステンション(Lawo VisTool が駆動)は、オンス クリーン表示と慣れ親しんだ物理的な操作を統合し、視覚的な美しさと高い機 能性を兼ね備えています。 オプションのバーチャルエクステンション13.3 インチHD タッチスクリーンには、アクティブコントロールに関連する状況に応 じたデータが表示されます。例えばイコライザー、圧縮等のDSP 機能を調整し、すぐにビジュアルで確認することができます。オプションの VisTool Unlimited にアップグレードしたことにより、サードパーティ製のプレイアウト・ソフトウェアや編集機、またその他のスタジオ機器等のコントロールをHTML コントロールインターフェースで、容易に統合することができます。  

ミキシングサポート機能

diamondは、制作ワークフローを高速化する洗練されたアルゴリズムを採用しています。AutoMix機能は複数マイク間のバランスを自動的に保ち、AutoMix Grouping機能によりこのインテリジェントな自動ミキシングを複数の個別のソースグループに適用できます。また自動ゲイン設定機能のAutoGainは、ゲストとホストのマイクレベルを1ボタンで最適化します。これらのスマートなツールにより、オペレーターはレベル監視作業から解放され、コンテンツの作成に集中することができます。

すべてがEthernet

diamondは、LawoのPower CoreミキシングエンジンとネイティブにEthernetで接続します。このフルIPインターフェースは機器の設置やメンテナンスにおいて、柔軟で新しい選択肢を可能にします。エンジンをスタジオに配置して直接diamondに接続したり、また、ラックルームやデータセンターに設置して、リモートで使用することもできます。あるいはLANやWANを介して接続される、完全に別の施設に設置することもできます。最大4つの独立したスタジオが1つのPower Coreのリソースを共有することができます──IPマルチキャストを使用することで、各スタジオのdimaondのコントロールモジュールは完璧な同期状態を保つのです。

MIN OR MAX: HAVE IT YOUR WAY

diamondは、“ワンサイズオンリー”のミキシングコンソールではありません。むしろその逆です。お客様のご要望に応じて、思い描く通りのコンソールを構築できるように、総合的な視点を持ってデザインされた制作システムです。diamondは完全にモジュラー式ですのでカスタムセットアップを簡単に実現できます。複数のモジュールタイプ(フェーダー、セントラルモジュール、コンボモジュール、キー/ロータリー拡張パネル)を自由にアレンジして、個別フレームや複数の連結フレーム、あるいは複数の分割フレームの構成を持つコンソールを作ることができます。

ニューススタジオやボイスレコーディングブースなどでは、2本のフェーダーからコンソールを設計できます。フェーダーモジュールやロータリーのエクステンションを追加することで、オンエアスタジオやプロダクションルームに最適な12~16フェーダーのコンソールを構築可能です。最大60個の物理フェーダーにロータリーやキーの拡張モジュールとバーチャルエクステンションを組み合わせて、プロダクションやマスターコントロールルームでの使用に適した、統合された直感的なタッチスクリーンコントロールを備えた大型コンソールを構築できます──制約はありません。

THE VIRTUAL EXTENSION

進行の速い昨今のラジオ番組は、オペレーターにF1ドライバーのようなペースで操作することを要求します。オペレーターにはやるべきこと、見守るべきこと、調整すべきことが山ほどあります。そしてそれらはすべて一瞬の出来事であり、ミスは許されません。そのため、ラジオスタジオでは以前にも増してスクリーンが多用されるようになりました。プレイアウトシステムの画面、ラウドネスモニタリングの画面、ルーティング操作の画面、ソーシャルメディアの画面…と、ラジオオペレーターを取り囲むようにディスプレイが並んでいます。

diamondは、オプションのバーチャル・エクステンションを使用して、どのタイプにも(最小の2モジュール幅でも)スクリーンを増やすことができます。この大型HDタッチディスプレイはLawo VisToolが搭載され、LUXツールセットを用いて設計されています。

デスクトップタイプでは、13.3インチ(対角)のシャープなタッチスクリーンが、本体のフレームと完全に一体化されており、視野角は人間工学的に最適な3段階で簡単に調節できます。diamondコンソールをフラッシュマウントする場合は、バーチャルエクステンションのスクリーンもコンソールのモジュール横にフラッシュマウントしたり、お好みのディスプレイモニターにコンテンツを表示することも可能です。このように、Lawoの考え抜かれたデザインは、究極のラジオミキシングコンソールをデザインする際に、類いまれな選択の自由を可能にします。

FADER MODULES

フェーダーモジュールは、ミキシングコンソールの最重要部です。diamondモジュールは4つのフェーダーを持ち、高速で静かな電動フェーダーは、レイヤーの変更や送出システム、リモートオペレーターの入力に即座に反応します。数々の賞を受賞したオーディオ・プロダクション・コンソール「mc²」シリーズのスタイルを踏襲したカラーガイド・コントロールは、アクティブな機能を即座に視覚的にフィードバックし、フェーダーの上下に配置されたフルカラー・ディスプレイにはソース情報が表示されます──フェーダーの上または下にあるフルカラーディスプレイには、ソース情報や確認用のメーター等が表示されます。

CENTRAL & COMBO MODULES

diamond のセントラルモジュールは、スタジオのワークフローに必要 な機能を提供するために、ほぼすべての機能をプログラムすることが できる包括的なコントロールセットを備えています。左のフルワイド・ セントラル・モジュールは、マスター・コントロールやプログラム・ プロダクション・スイートのような大型コンソールに優れたコントロ ールを提供します。セントラルモジュールとコンボモジュールに搭載 された環境光センサーがコンソールのディスプレイの明るさを自動的 に調節します。 

EXTENSION MODULES


コンフィギュアビリティを求めるラジオ局にとって、diamondは豊富 な機能を備えています。各フェーダーストリップとセントラルモジュールに搭載されたプログラム可能なキー(フルワイドのセントラルモジュールでは 40個、コンボモジュールでは16個)に加えて、diamondは以下 の便利な拡張モジュールのいずれか、またはすべてを装備することができます。

キーエクステンションモジュール:マルチカラーバックライト付きの 64キーを搭載。スナップショットの呼び出し、レイヤーの変更、ルーティングサルボ発動など、すべてのユーザーが共通して使用するコントロール機能に最適なものとなっています。

ロータリーエクステンションモジュール:8 つのカラーディスプレイがあり、隣接するロータリーセレクターとバックライト付きボタンを備えています。これらを使用して、入出力選択、イコライザーやコンプレッション等のDSP機能、バス割り当てなど複数の選択がある場合は、これらを使って素早くアクセスできます。ロータリーノブには、操作しやすいように色分けされたライトリングがあります。

コンボエクステンションモジュール:カラーディスプレイ、ロータリーコントロール、32個のマルチカラーバックライト付きファンクションキーを組み合わせ、小中規模のdiamondコンソールで最大限のコントロールオプションを提供します。コンボモジュールとの組み合わせで、プロダクションやリモートでのコントロールを必要とするアプリケーションに最適です。

POWER CORE

MIGHTY. SMALL

純粋なパワーに目を見張ることでしょう – おそらく、ラジオ番組制作向けに作られた最もパワフルなミキシングエンジンです。 冗長化されたIP ネットワークと冗長化された電源機能に対応しています。また豊富なI/O を内蔵し、さらに拡張することも可能です。多数のDSP チャンネルに対応。たった1RU に12RU 分のパワーが詰まっており、あらゆるタスク -まだあなたが考えもしなかったことまで- をこなせる処理能力があるのです。 

わずか1RUのPower Core は、そのコンパクトなフォルムとは裏腹に、内部には膨大な機能を備えています。 フロントパネルには高解像度のカラーディスプレイが搭載され、ステータスや設定情報を表示します。I/O には、128個の双方向AoIP ストリームを扱えるAES67イーサネットポートが2つ(SFP使用)と高密度MADI 信号用のポートが4つ(全部で256までの音声チャンネル)あります──MADIからAES67へのネイティブな AoIP変換に最適です。

ST2110-30 規格に準拠しており、ラジオとテレビの放送施設でのシームレス な運用が可能です。ST2022-7 シームレスプロテクションスイッチングにより、 リダンダントな同時ネットワークリンクを可能にします。その他に制御ポート が2つ、クロック同期接続、GPI/GPO コンタクトクロージャーが8個あります。 

背面には自動切替式リダンダント電源が標準装備され、Power Core 内蔵のオートレンジAC 電源を補足する外部DC 12 V バックアップ電源に対応したインレットを備えています。また8 つの拡張スロットがあり、様々なオプションのI/O 拡張カードを装着することができます。

Power Coreの真価が発揮されるのは、オーディオを処理するパワー。1台のPower Coreで何千もの信号を同時に扱うことができます。96チャンネルものDSP入力処理をアンロックして、EQからディエス、ダイナミクスからディレイシンクまで、あらゆる用途に使用することが可能です。実際のところ、Power Coreは今まで放送向けに作られたなかで、最もパワフルなミキシングプラットフォームかもしれません。

96 DSP Channels* : 各チャンネルにインプットゲイン、ダイレクトアウト、 インサート、Aux センドなどを装備。EBU R128 のラウドネスメーターも搭載。

80 個のサミングバス*:プログラム、レコード、Aux、グループ、ミックスマイナス(クリーンフィード)、あるいは汎用バスとして構成可能。最大16 ステレオまたは32 モノバスにDSP を適用可能。

1920 クロスポイント* : 最大1920×1920 のルーティングクロスポイントが利用可能で、ネットワークやローカルにあるすべてのオーディオソースに即座にアクセスできます

5 License オプション*:ソフトウェアライセンスパックにより、I/O、DSP、バス、ルーティングの容量を顧客のニーズに合わせて最適化することができます。 

*コンフィギュレーションの選択に基づき、利用可能な最大リソースを示します。詳細は仕様をご参照ください。 

Expand. Customize. Connect.

Power Core はHD MADIとAES67のI/Oを多数搭載しており、さらに追加することも可能です。 8 つの拡張スロットはマイク、ライン、AES3、MADI、そして Dante カードに対応。Studio I/Oカードを使えばローカルのマイク、ヘッドフォン、モニターフィードを簡単に追加できます。かつてないほどフレキシブルなミキシングエンジンです。

The DSP difference.

Power CoreのDSPに対応するには、コンソールが何十台も必要です。なぜそんなに? diamondは、モノラルとステレオのすべての入力チャンネルでAutoMix をサポートしています。手を動かすよりも早く、完璧でダイナミックなレベル管理が実現するマジックをご覧ください。あなたのトークショウが、かつてないほど素晴らしいものになるはずです。 

SPECIFICATIONS

dimond Control Surface

  • 卓上型または卓上埋込型
  • シングルフレーム、スプリットフレーム、あるいは個別モジュール構成
  • 最大8モジュール幅の単一コンソールユニットを構成でき、複数のモジュールとフレームを組み合わせて最大60フェーダーのシステムを構築可能
  • 独自の“インビジブル”モジュールマウントシステム
  • 選択式0 dBノッチを備えるタッチセンサー式電動100 mmフェーダーは、あらかじめプログラムされたレベルを瞬時にオーバーライド可能
  • タッチセンサーによるカラーガイド付きロータリーコントロール
  • 状況依存のフルカラーディスプレイ
  • フェーダーマップ装備の複数操作レイヤーが最大60個の物理フェーダーまたは120個のバーチャルフェーダーをサポート
  • 統合されたミックスマイナス(クリーンフィード)/カンファレンスのロジックと2つの独立したカンファレンスバスを搭載
  • コンソールレイアウトやユーザー設定等の操作パラメーターを即時に呼び出すスナップショット
  • オンスクリーン、SSO(single-sign-on)、またはRFIDのログインが可能な洗練されたユーザーおよび権限管理システム
  • Diamond Apps(Lawo VisToolを使用)が含まれており、バーチャルエクステンションモジュールと“オフコンソール”外部ディスプレイの両方を使用して統合されたワークフローを実現。メーター表示、グラフィカルなパラメーターコントロール、タイマー、ユーザー機能、音声ルーティング等の機能を搭載。(アプリにはWindowsワークステーションが別途必要です。詳しくはオタリテック㈱へお問い合わせください)
  • LANまたはWAN経由でPower Coreエンジンにネイティブに接続
寸法
  • フェーダーモジュール & セントラルモジュール:168 mm×336 mm
  • エクステンションモジュール:168 mm×168 mm(両方のサイズのブランクプレートを用意)
  • バーチャルエクステンションモジュール:336 mm×212 mm
  • デスクトップマウント用側板:幅10 mm
設定と保守
  • システムとロジックのプログラミング用のConsole Designerソフトウェア
  • システム設定と診断のためのセキュアなウェブインターフェース
  • リモートソフトウェアアップデート用ソフトウェアツール
  • IP経由のリモートメンテナンス

資料ダウンロード

  • LAWOオーディオ製品 ブローシャー(1.8MB)

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  • LAWO『diamond』ブローシャー(2.7MB)

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