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ケニアのKayu FMがナイロビでLawo RƎLAYを使ったサービスを開始
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ナイロビは、その中を流れる川の名前にちなんで名づけられました。「エンカレ・ナイロビ」はマサイ語で「涼しい水のある場所」という意味で、ケニアの首都であり、国内最大の都市です。首都圏に900万人以上の住民が住むナイロビは、活気のあるラジオ放送も盛んに行われています。
有名な放送局のひとつであるKayu FMは、Lawo RƎLayバーチャルラジオソフトウェアを使用して、リスナーにサービスを提供することにしました。Kayuは、ケニアの多数民族を形成するギクユ族が話すバンツー語の一つであるキクユ語で番組を放送し、その地域の重要なトピックを数多く取り上げています。Kayu FMはもともとホテルだった建物の数部屋を結合して改装し、Lawo RƎLayソフトウェアを搭載した本格的なラジオスタジオに改造しました。ケニアのシステムインテグレーターであるBYCE Broadcastがこのプロジェクトの実装を担当しました。LawoのRƎLAYバーチャルラジオスイートは、本格的な放送用ミキサーをすべてソフトウェアでラジオタレントに提供しています。ライブ音声ミキシングやプロセシング、ソースのルーティングは、市販のPCやリモートまたはロケ現場で使用するノートPCに接続したタッチパネルで実行することが可能です。
RƎLAYを導入したことによって、Kayu FMは24のオーディオソースとAES67準拠のAoIPストリームを局のPC上で直接ミックスし、原音に忠実なオーディオ制作と出力をすることが可能になりました。Kayu FMのCEOであるRose Kimotho氏(写真右)はこう述べています。
「RƎLAYはAudio-over-IPと内部ルーティングを完備し、プロフェッショナルなラジオ制作をこのラジオ局にもたらしてくれました」
「RƎLAYのタッチスクリーンは画面がきれいで、しかもメンテナンスが楽なのです」
と話すのは、Kayu FMのプログラムマネージャーGrace Murungi氏(写真左)。
「 Kayu FM に出演しているラジオパーソナリティたちは誰もが、RƎLAYソフトウェアを習得して作業するのはとても簡単だと、言っています。私たちは、このラジオ局の新しい設備がとても気に入っていますよ!」
(2022.12.7)