- 公開日:
- 更新日:
2023年フランス革命記念日:コンセール・ド・パリのミックスでLAWO mc²コンソールを5台使用
- カテゴリー:
- LAWO
フランス革命の始まりとなった1789年7月14日のバスティーユ襲撃の日、2023年もフランス全土で数多くのイベントが開催されました。エッフェル塔のふもとで行われ、第 11 回目を迎える大規模なクラシック音楽コンサートにおいて、LAWOはふたたたびフランス公共放送ネットワークとユーロビジョン・ネットワークのライブサウンドおよび生放送の要件を満たしました。Radio FranceとFrance Televisionsのサウンド・エンジニアの手によって、LAWOのミキシング・コンソールはシャン・ド・マルス公演に集まった大観衆、すべてのリスナーや視聴者に、見事な音質を提供したのです。
冗長化されたA__UHD Coreを共有する2台のmc²56のうち、1台はNadège Antonini氏によるオーケストラと全体のPAミックスに、もう1台はStéphane Thouvenin氏による独奏者と合唱団のプリミックスに使用されました。3台目のmc²56とA__UHD Coreは、2つの独立したコントロール・サーフェスによる2オペレーター構成でステージ・モニタリングに使用され、Tahar Boukhlifa氏とCharles Bouticourt氏が、この複雑なタスクを遂行できるよう最大限の柔軟性を提供しました。
パッシブスプリッターのシステムにより、140を超えるマイクソースがLaurent Fracchia氏が制御するLAWO mc²66 ミキシング・コンソールにルーティングされ、Radio Franceの可搬制作ユニットでラジオとテレビの音声をミキシングすることができました。
France Televisionsの中継車では、Gregory Chevalier氏がmc²56コンソールを使用して、全国テレビ放送と国際クリーンフィードの音声制作を担当しました
「毎年、世界最大のクラシック音楽コンサートで、 Christophe Lukaszewskiがコーディネートする情熱的な完璧主義者のチームと一緒に仕事ができるのは、本当に嬉しいことですね。今年はLAWOの新しいA__UHD CoreエンジンとHOMEリソース・マネージメント・システムがこのイベントで初めて使われたので、特にエキサイティングでした。この新しいテクノロジーは、コンパクトなソリューションとコンソール間のDSPリソースプールのおかげで、設置面積を大幅に削減することができたのですから」
LAWOの西ヨーロッパ営業ディレクター、Joffrey Heyraud氏はそう語ります。
コンセール・ド・パリは、フランスの建国記念日に行われるパリ市の伝統的な花火大会の前に開催され、現在でも世界最大級のクラシック音楽イベントの一つです。約10万人の観客が、フランス国立管弦楽団、メトリーズ・ド・ラジオ・フランス(ラジオフランスの合唱団)や、国際的に著名なオペラ歌手やソリストの演奏を鑑賞しました。このイベントの模様はFrance 2で326万人が視聴し、France Interラジオ・チャンネルではさらに多くのリスナーが視聴しました。また、ユーロラジオやユーロビジョン・ネットワークを通じて、世界各国で生放送または録画放送されています。
(2023年7月)
LAWO『mc²56』製品ページは[こちら]
メールニュース 購読お申し込みは[こちら]
導入事例記事、リリース情報、イベント情報などを、毎月メールでご案内しています。
お問い合わせ LAWO社製品に関するお問い合わせは[こちら]