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Skyline、IBC 2025で「Contribution Cockpit」を発表 ― コンテンツ伝送業務を革新

通信、放送、衛星、スマートインフラにおける統合的なデジタルエコシステム管理とオーケストレーションのグローバルリーダーである Skyline Communications は、IBC 2025において画期的な新ソリューション「Contribution Cockpit」を発表しました。本ソリューションは、ライブコンテンツやメディア組織に向けて、ベンダーやプロトコル、場所を問わず、あらゆるコンテンツ伝送フィードを単一のユーザーインターフェースから管理できる自由度を提供します。

単一のコックピットでライブ伝送業務を統合

Contribution Cockpitは、Skylineの DataMiner MediaOps.LIVE スイートをさらに拡張するものです。ライブイベントにおけるシグナル管理とインフラ制御を簡素化することを目的とし、複数のベンダー、ドメイン、拠点にまたがるライブ伝送フィードのライフサイクル全体を統合的に管理できます。スケジューリング、予約、ルーティング、リアルタイム監視を一体化し、リソース競合の防止、自動化によるセキュリティ確保、そしてチーム間のシームレスな連携を実現します。
Skyline Communications CEOの Ben Vandenberghe 氏は次のように述べています。
「これはMediaOps.LIVEを補完する強力な新機能です。DataMiner xOps基盤により、計画から運用、アセット管理までを統合する、俊敏でデータドリブンなプラットフォームを提供します」

複雑化する伝送業務をシンプルに

Skyline Communications ブロードキャストマーケットディレクター Thomas Gunkel 氏は次のように語ります。
「Contribution Cockpitは、放送局が直面する最大の課題のひとつである“複雑化する伝送環境の管理”を解決します。インベントリ管理、予約、ルーティング、監視、サービス保証を一元化することで、リソース競合を排除し、自動化によってセキュリティを強化し、オペレーションチームの協働を力強く支援します」

本ソリューションは、以下のような幅広い利用者を想定して設計されています。
-リソース予約やイベントスケジュールを担当する伝送・予約チーム
-リアルタイムで伝送フィードを設定・監視するMCRオペレーター
-マルチベンダー/マルチサイトのワークフローを展開するエンジニアリングチーム
-ライブフィード全体を把握する必要のある運用・制作チーム
-フィールドレポーターや遠隔拠点からのライブフィードを管理する報道チーム

主な特長

マルチドメイン対応のスケジューリングとリソース管理
エンコーダー、ゲートウェイ、回線の競合を防ぎ、集中管理による最適なリソース配分を実現。各チームは独立した環境で設定・監視可能。

ベンダーニュートラル設計
将来的にTechex、Net Insight、Ateme、Appear、LiveUなど幅広いテクノロジーパートナーとネイティブ連携予定。SRT、RIST、ZixiなどのIPプロトコルから従来の衛星伝送まで柔軟に対応。

リアルタイム監視・保証
アラーム表示や詳細なパフォーマンス指標でフィード状態を即座に可視化し、トラブルシューティングを迅速化。

エンドツーエンドのオーケストレーションと自動化
プロビジョニングやダイナミックルーティングを自動化し、人的負担を軽減。

インベントリ管理機能
エンコーダー、デコーダー、回線、ラック、設備機器などすべての資産を一元的に管理。メンテナンス計画や投資判断を最適化。

セキュリティ設計
自動化により手動エラーを減らし、イベント終了時にはすべての接続を確実に切断。役割ベースの環境で権限を明確化。

Contribution Cockpitは、オランダ・アムステルダムで開催されたIBC 2025において、Skyline DataMiner xOpsプラットフォームの一部として独占公開されました。

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