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SkylineとLawo、IBC2025でダイナミック・メディア・ファシリティ向けリソーススケジューリングソリューションを共同展示

LawoとSkyline Communicationsは、IBC2025において進化した共同技術デモンストレーションを披露しました。両社は、ダイナミック・メディア・ファシリティにおける動的なリソーススケジューリングの可能性と、その実現に必要な条件について議論を深めています。

EBUや世界各地の放送局が推進する「ダイナミック・メディア・ファシリティ」構想の高まりに沿い、LawoとSkylineは、今後のメディア制作はハードウェアに依存しない処理アプリを中心に展開されると予測しています。これらのアプリは必要に応じて起動・停止でき、運用者は利用可能なコンピューティングパワーを最大限に活用することが可能になります。

IBC 2025では、SkylineのDataMinerとLawoのHOMEとの統合が着実に進んでいることを紹介しました。自動スケジューリング、高度で詳細な利用管理、システム監視、さらにリソースおよびライセンス供給のアプローチが含まれています。この進化したデモンストレーションは、ダイナミックな制作環境における運用計画のあり方について、業界関係者との建設的な議論を促すことを目的として行われました。

Skyline Communicationsのマーケットディレクター・ブロードキャスト、トーマス・グンケル氏は次のように述べています。
「LawoとSkylineは初めての共同ソリューションをNABで披露しました。IBCでは、最新のLawo HOME Appsへの対応を含む追加機能と改良点をご紹介します」
Lawoクラウド&インフラソリューション部門シニアディレクターのアクセル・カーン氏はこう語ります。
「ライブ制作におけるソフトウェアベースの信号処理は、メディアファシリティに柔軟な制作環境の変更を可能にします。ダイナミック・メディア・ファシリティの潜在能力を最大限に発揮するには、アプリやライセンス、CPUコア、ネットワーク機能を完全自動化し、さらにリソース利用や競合の予測ができるオーケストレーションレイヤーが不可欠です」

Skyline Communicationsの提案するソリューションは、現在の処理リソース利用状況を追跡し、予定されたアプリケーション要求を監視します。直感的なユーザーインターフェースを通じて、インフラ全体でシームレスかつ円滑な運用を実現することを目指しています。IBC 2025では、SkylineのDataMinerとLawoのHOMEおよびHOME Appsを統合した環境を展示し、リソース管理とライブ運用のシームレスな連携を紹介。実演では、処理構成、信号ルーティング、ライセンス管理において、リアルタイムおよびスケジュールベースでの柔軟な調整・適応を強調しました。さらに、DataMiner内でHOME Appsや処理ホストの高度な監視機能を追加し、現在の課題や将来のボトルネックをユーザーに通知することで、より的確な意思決定をサポートします。

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