XSL-GSUB
XSLシステムのためのカーディオイドサブウーファー、XSL-GSUBは、XSL8およびXSL12ラウドスピーカーの補完用として、フライング(XSL-SUB)またはグランドスタック(XSL-GSUB)の両方で使用できます。
XSL-GSUBはアクティブ駆動の2ウェイバスレフレックス設計で、2台の高偏位ネオジミウムドライバーを搭載しています。18インチドライバーはキャビネットの前方を向き、12インチドライバーは放射状に後方を向いています。フロントドライバーとリアドライバーは、それぞれから独立したバスレフレックスチャンバー内で機能し、別途のアンプ/チャンネルで駆動されます。2台のXSL-GSUBをD80/D40アンプチャンネルのペアにリンクすることが可能です。
このサブウーファーのカーディオイド拡散パターンはシステム後部への不要なエネルギーの回り込みを抑え、残響場を低減し、低域を極めて精確に再生します。周波数特性は37 Hz~110 Hz(INFRAモード:35 Hz~85 Hz)です。2台のXSL-GSUBをD80/D40アンプチャンネルのペアにリンクすることが可能です。
XSL-GSUBキャビネットはあくまでグランドスタック用であることから、リギングコンポーネントは含まれていません。底面に傷が付かないように、フロントからリアへかけて2つのランナーが設けられています。これらのランナーは各キャビネットの上面パネルに形成されている凹部にぴったりとはまるように設計されており、スタックする時にもキャビネットはずれません。
キャビネットは船舶用合板製で、耐衝撃・耐天候仕上げ(ポリウレアキャビネット保護)が施されています。キャビネットのフロントとリアは、音響透過性を備え、撥水生地が装着された頑丈なメタルグリルで保護されています。
アンプ
XSL-GSUBを駆動するにはd&b社製「D40」「D80」アンプを使用できます。
仕様・定格
システム・データ | |
周波数特性(-5 dB,標準モード) | 37 Hz〜110 kHz |
周波数特性(-5 dB,INFRAモード) | 35 Hz〜85 kHz |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m)* | D40使用時:137 dB |
D40/D80アンプ毎のキャビネット数 | 4 |
D40アンプ毎のキャビネット数(ArrayProcessing) | 2 |
ラウドスピーカー・データ | |
コンフィギュレーション | 固定設置仕様の小中規模カーディオイドサブウーファー |
定格インピーダンス | 8Ω(フロント) / 16Ω(リア) |
パワー・ハンドリング能力,フロント(RMS/peak 10 ms) | 700/1,500 W |
パワー・ハンドリング能力,リア(RMS/peak 10 ms) | 400/800 W |
スプレイアングル設定 | 0° および 2.5° |
コンポーネント | 18インチ・フロントドライバー x 1 12インチ・リアドライバー x 1 |
コネクター | NLT4 F/M |
寸法および重量 | |
寸法(H×W×D) | 560×700×897 mm |
重量 | 62 kg |
* 最大出力音圧レベル ピークテスト信号:ピンクノイズ、クレストファクタ4
仕様は予告なく変更されることがあります。
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