Vi-SUB
常設用に設計されたVi-SUBは、単独のアンプチャネルでアクティブ駆動されるカーディオイドサブウーファーです。Vi-SUBにはリギング用ハードウェアが組み込まれています。設計は音響的にも視覚的にもグランドスタック専用設計のVi-GSUBと同じものです。Vi-SUBには、2台のピストンモーションの長いドライバー(ネオジウム磁性体)が統合されています。前方にはバスレフ設計の18インチドライバー、後方には2チャンバーバンドパス設計の12インチドライバーを使用しています。このアプローチによって生み出されるカーディオイド指向パターンは、システムの背後の不要なエネルギーを回避し、それにより低周波数での残響を大幅に減少し低周波数再生の精度を最大にします。Viサブウーファーは、Vi8/Vi12 の最上部に統合するか、独立したコラムによるフライングやグランドスタックなどさまざまな組み合わせでVi8 およびVi12 ラウドスピーカーを補助することができます。ラウドスピーカーキャビネットは、船舶用合板製で耐衝撃塗装仕上げとなっています。ラウドスピーカーキャビネットの前面は、音響透過性のある発泡フォームを裏側に貼りつけた頑丈なメタルグリルで保護されています。オプションとして特別色(SC)および耐候仕様(WR)もご用意しています。耐天侯(WR)オプションは天候の変化にも対応できるIP保護等級55の認証を受けています。
アンプ
Vi-SUBの駆動には以下のアンプを使用できます。
「30D」「40D」
仕様・定格
システム・データ | |
周波数特性(-5 dB,標準モード) | 37 Hz〜120 Hz |
周波数特性(-5 dB,100 Hzモード) | 37 Hz〜95 Hz |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m, クレスト・ファクター4のピンクノイズ使用) | D20/30D使用時:133 dB D80使用時:137 dB |
アンプ・チャンネル毎のキャビネット数 | 2 |
ラウドスピーカー・データ | |
コンフィギュレーション | アレー配置可能な高性能カーディオイド・サブウーファー |
定格インピーダンス | 8Ω |
パワー・ハンドリング能力(RMS/peak 10 ms) | 800/3,200 W |
スプレー角度設定 | 0度および2.5度 |
コンポーネント | 18インチ・ドライバー×1 12インチ・ドライバー×1 |
コネクター | NLT4 F/M×2,オプションでNL4×2またはEP5×2。固定設備専用バージョンはNL4×2 |
寸法および重量 | |
寸法(H×W×D) | 606×700×728(キャスターなし)/830 mm。固定設備専用バージョンは606×700×728 mm |
重量 | 64 kg。固定設備専用バージョンは62 kg |
仕様は予告なく変更されることがあります。
ダウンロード
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