V-SUB
(固定設備専用バージョンは「Vi-SUB」です)
「V-SUB」は単一アンプ・チャンネルで駆動される高性能カーディオイド・サブウーファーです。「V-SUB」はリギング装備を搭載しているのが特徴で、グラウンドスタック専用の「V-GSUB」と同じ音響および視覚デザインを有しています。
「V-SUB」はネオジム製のロング・エクスカーション・ドライバー2本(前面に開口したバスレフ・デザイン内の18インチ・ドライバーと背面に放射する2チャンバー・バンドパス・デザイン内の12インチ・ドライバー)を搭載します。
この配置が生むカーディオイド・ディスパージョン・パターンは、システム背後に不要なエネルギーが溜まって低域の鳴りが阻害されることを防止して低域再生の精度を高めます。「V-SUB」は「V8」/「V12」ラウドスピーカーのアレーの一番上に組み込んだり、別コラムとしてグラウンドスタックしたりフライングしたりして様々な組み合わせの「V8」/「V12」をサポートするのに使用できます。
「V-SUB」のキャビネットは船舶合板製で、耐衝撃・耐候のPCP(ポリユリア・キャビネット・プロテクション)仕上げです(固定設備専用バージョンは耐衝撃ペイント仕上げ)キャビネット前面は音響的な影響のないフォーム材で裏打ちされた丈夫な金属製グリルで保護されています。各側板には把手が2個組み込まれており、天板にはポール・スタンド用のフランジ付きM20雌ねじ穴があります(固定設備専用バージョンにはどちらもありません)
アンプ
「V-SUB」はd&b「D80」アンプで駆動することをお薦めします(固定設備専用バージョンには「D80」または「30D」)「D20」「30D」も使用できます(固定設備専用バージョンは「D20」)
仕様・定格
システム・データ | |
周波数特性(-5 dB,標準モード) | 37 Hz〜120 Hz |
周波数特性(-5 dB,100 Hzモード) | 37 Hz〜95 Hz |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m, クレスト・ファクター4のピンクノイズ使用) | D20/30D使用時:133 dB D80使用時:137 dB |
アンプ・チャンネル毎のキャビネット数 | 2 |
ラウドスピーカー・データ | |
コンフィギュレーション | アレー配置可能な高性能カーディオイド・サブウーファー |
定格インピーダンス | 8Ω |
パワー・ハンドリング能力(RMS/peak 10 ms) | 800/3,200 W |
スプレー角度設定 | 0度および2.5度 |
コンポーネント | 18インチ・ドライバー×1 12インチ・ドライバー×1 |
コネクター | NLT4 F/M×2,オプションでNL4×2またはEP5×2。固定設備専用バージョンはNL4×2 |
寸法および重量 | |
寸法(H×W×D) | 606×700×728(キャスターなし)/830 mm。固定設備専用バージョンは606×700×728 mm |
重量 | 64 kg。固定設備専用バージョンは62 kg |
仕様は予告なく変更されることがあります。
ダウンロード
カタログ、仕様書、マニュアルなどをこちらからダウンロードいただけます。