Q7
生産終了
「Q7」は10インチLFドライバー2本、回転可能な定指向性ホーンを取り付けた1.3インチHFコンプレッション・ドライバー1本とパッシブ・クロスオーバー・ネットワークを収容した、75度×40度ディスパージョンを持つパッシブ2ウェイ・ラウドスピーカーです。
ネオジム・マグネット使用の10インチLFドライバー2本は双極配置され、定格角度が400 Hzまで保たれるという優れた垂直ディスパージョン制御を提供します。スペースが限られている場合や最大限の水平パターン制御が必要な場合や「Q1」アレーの一番下に追加する場合に「Q7」を横置きするときはホーンを回転させます。
「Q7」はスタンドアローンのフルレンジ・システムとして、あるいはグランドスタックしたりスイーベル・ブラケットを使って背の高いスタンド上に載せた「Q-Series」の別のキャビネットと組み合わせて使用でき、フライングさせたアレー・システムとも組み合わせることもできます。
「Q7」のキャビネットは船舶合板製で耐衝撃塗装仕上げです。キャビネット前面は交換可能な音響的に影響のないフォーム材で覆われ、頑丈な金属製グリルで保護されています。キャビネットには把手2個を設けてあり、背面には並列に配線されたEP5(またはNL4)コネクターが2個あります。
アンプ
「Q7」をドライブするにはd&b社の「D20」または「30D」アンプを推奨します。スピーカー構成を適切に選択すればd&b社の「D80」「10D」「D6」「D12」の各アンプも使用できます。
仕様・定格
コンポーネント | 10インチ・ドライバー×2,1.3インチ・コンプレッション・ドライバー |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m, クレスト・ファクター4のピンクノイズ使用) | D6使用時:134 dB D12/D20使用時:138 dB D80使用時:138 dB |
パワー・ハンドリング能力(RMS/peak 10 ms) | 400/1,600 W |
周波数特性(-5 dB,標準モード/CUTモード) | 60 Hz/100 Hz〜17 kHz |
定格ディスパージョン角度(水平×垂直) | 75度×40度 CD(≧400 Hz双極方向),ホーンは90度回転可能 |
D6/D12/D20/D80アンプ・チャンネル毎の駆動キャビネット数 | 2 |
寸法(H×W×D) | 580×308×410 mm |
重量 | 22 kg |
仕様は予告なく変更されることがあります。
ダウンロード
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