KSL-SUB
「KSL-SUB」は「KSL」システム用のカーディオイド・サブウーファーで、フライング(「KSL-SUB」)またはグラウンド・スタック(「KSL-GSUB」)して「KSL8」および「KSL12」キャビネットを補完するのに使用可能です。
「KSL-SUB Adapter frame」を用いれば「KSL-SUB」キャビネットは「KSL-TOP」キャビネットと組み合わせた混成アレー内でフライングすることができます。
「KSL-SUB」キャビネットはネオジム・マグネット使用のロング・エクスカージョン15インチ・ドライバー3本を収めた2ウェイ・バスレフ・デザインです。
ドライバー2つが前面を向いて残り1本がキャビネット後方に音を放射します。前方・後方に向いたそれぞれのドライバーは独立したバスレフ・チャンバー内で動作し,別々のアンプ・チャンネルによって駆動されます。
カーディオイド指向性パターンはシステム背後の不要なエネルギーを低減し、共鳴域の励振を減らして極めて正確な低域再生を実現します。周波数特性は36 Hzから105 Hzまでに及びます(INFRAモードでは33 Hz〜75 Hz)
「KSL-SUB」キャビネットの前面と背面にはリギング用ストランドがありますが「KSL-GSUB」はリギング用部品がないグランド・スタック専用です。キャビネットは船舶合板製で耐衝撃および耐候のPCP(ポリウェア保護)仕上げです。キャビネット前面と背面は頑丈な金属製グリルで保護されています。
アンプ
「KSL-SUB」をドライブするにはd&b社の「D80」が必要です。
仕様・定格
システム・データ | |
周波数特性(-5 dB,標準モード) | 36 Hz〜105 Hz |
周波数特性(-5 dB,INFRAモード) | 33 Hz〜75 Hz |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m, IEC 60268のブロードバンド信号使用) | D80使用時:139 dB |
D80アンプ毎のキャビネット数 | 2 |
ラウドスピーカー・データ | |
コンフィギュレーション | フライング可能な中規模〜大規模向けカーディオイド・サブウーファー |
定格インピーダンス | 4Ω(フロント)/8Ω(リア) |
パワー・ハンドリング能力,フロント(RMS/peak 10 ms) | 900/3,500 W |
パワー・ハンドリング能力,リア(RMS/peak 10 ms) | 500/2,000 W |
コンポーネント | 15インチ・ドライバー×3 |
コネクター | NLT4 F×1 |
寸法および重量 | |
寸法(H×W×D) | 450×1,000×900(キャスターなし)/ 1,020 mm |
重量 | 82 kg |
仕様は予告なく変更されることがあります。
ダウンロード
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