GSL12
「GSL12」は45 Hzに至るまで正確な水平指向性制御を維持できる唯一の大型ラインアレーです。14インチLFドライバー2本と、両サイドに取り付けられた10インチLFドライバーが広範な周波数特性と超低音域の出力を実現します。そのため、サブウーファーを必ずしもメイン・システムと共にフライングする必要がありません。
中域は10インチ・ドライバーを搭載した高感度ホーンにより実現されます。3.4インチ・ボイスコイルを備えたカスタム設計の1.4インチHFドライバーを3つ使用することで高域の再現精度と出力が得られます。
最大24ユニットまでの「GSL12」がフライング可能で、120度の安定した指向特性を作り出します。キャビネットのスプレイ角度は0度から7度まで1度刻みで設定が可能です。
キャビネットは船舶合板製で、耐衝撃および耐候のPCP(ポリウレア保護)仕上げです。キャビネット前面と側面のパネルは音響的に透過性がある撥水性の布が裏側から頑丈な金属製グリルに貼り合わせられてます。
サイド・パネルには窪みを持った把手があり、リア・パネルにも把手が装備されています。
アンプ
「GSL12」をドライブするにはd&b社の「D80」アンプの使用が要求されます。この大型ラインアレー・スピーカーは2ウェイ・アクティブ・モードでドライブされ、スピーカー1台当たり2つのアンプ・チャンネルが必要となります。
仕様・定格
システム・データ | |
周波数特性(-5 dB,標準モード) | 45 Hz〜18 kHz |
周波数特性(-5 dB,CUTモード) | 70 Hz〜18 kHz |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m, クレスト・ファクター4のピンクノイズ使用 | D80使用時:150 dB |
D80アンプ毎のキャビネット数 | 2 |
ラウドスピーカー・データ | |
コンフィギュレーション | 大規模ライン・アレー向け3ウェイ・ラウドスピーカー |
定格インピーダンス | 4Ω(フロントLF) / 4Ω(サイドLF/MF/HF) |
パワー・ハンドリング能力,フロントLF(RMS/peak 10 ms) | 800/3,200 W |
パワー・ハンドリング能力,サイドLF/MF/HF(RMS/peak 10 ms) | 800/3,200 W |
定格ディスパージョン角度(水平,≧150 Hz) | 120度 |
スプレー角度設定 | 0〜7度(1度刻み) |
コンポーネント | 14インチ・フロントLFドライバー×2,10インチ・サイドLFドライバー×2 10インチMFドライバー×1 1.4インチ・スロート径3.4インチ・コイルHFドライバー×3 パッシブ・クロスオーバー・ネットワーク |
コネクター | NLT4 F×1 |
寸法および重量 | |
寸法(H×W×D) | 391×1,300×627 mm |
重量 | 80 kg |
仕様は予告なく変更されることがあります。
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