24C
2ウェイ・パッシブ・コラム・ラウドスピーカー「24C」は4インチ・ネオジム・ドライバー6本、ならびに90度の定格水平ディスパージョンを有する1.1インチ・ドーム・ツイーター6本から構成されるHFアレーを特徴とします。
このHFアレーは20度の定格垂直ディスパージョン を有しますが、これはオーディエンスのリスニング・エリアを正確に狙うために0度〜-14度の範囲内で連続調節が可能です。LMドライバーが発するビームは下に5度傾いており、370 Hzまでの優れた指向性を提供します。この4インチ・ドライバーは前面のウェーブガイド・エレメントとキャビネット背面のダンプされたポートを通して放射するユニークなカーディオイド・セットアップ内に配置されています。
このデザインは後方に約18 dBの広帯域減衰を持つ90度の固定水平指向性パターンを生み出します。一般的にカーディオイド・ディスパージョン・パターンはラウドスピーカー後方のエネルギーを最小限に抑え、反射を低減させ、マイクを使うときにフィードバックを起こさずにゲインを高めながらもリスニング・エリア全体でバランスのとれたレベル配分を得ることができます。
「24C」のエンクロージャーはアルミ押出材による背面と金属製のバッフルで作られており、キャビネットの前面と側面は金属製グリルで保護されています。
キャビネット背面には取付用の連続Tスロット・レールの他に4極 Phoenix combicon端子コネクターが1個あります。「xC-Series」は標準でホワイトとブラックがありますが任意のRALカラー[欧州のカラー・マッチング規格]にする特別色(SC)オプションも可能です。
「24C」は「24C-E」パッシブ・エクステンションと組み合わせて使用することで制御垂直パターンを190 Hzまで向上可能です。
アンプ
「24C」はd&b「10D」「30D」「D6」アンプで駆動することをお薦めします。「D20」「D80」も使用できます。
仕様・定格
システム・データ | |
周波数特性(-5 dB,標準モード) | 110 Hz〜17 kHz |
周波数特性(-5 dB,CUTモード) | 150 Hz〜17 kHz |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m, クレスト・ファクター4のピンクノイズ使用) | 126 dB |
アンプ・チャンネル毎のキャビネット数 | 2 |
ラウドスピーカー・データ | |
コンフィギュレーション | 常設専用カーディオイド・コラム・ラウドスピーカー |
パワー・ハンドリング能力(RMS/peak 10 ms) | 125/600 W |
定格ディスパージョン角度(水平×垂直) | 90度×20度 |
LMビームの下方チルト | 5度 |
HFセクションの垂直方向の調整範囲 | 0度〜-14度 |
コンポーネント | ネオジム・マグネット使用4インチ・ドライバー×6 垂直ホーン・アレー内の1.1インチ・ドーム・ツイーター×6 パッシブ・クロスオーバー・ネットワーク |
コネクター | 4極 Phoenix端子,NL4 |
寸法および重量 | |
寸法(H×W×D) | 1,000×124.5×124 mm |
重量 | 9 kg |
仕様は予告なく変更されることがあります。
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