16C
2ウェイ・パッシブ・コラム・ラウドスピーカー「16C」は4インチ・ネオジム・ドライバー4本とCDホーンに取り付けた0.75インチ・コンプレッション・ドライバー1本を装備した本シリーズ内で最も小型の製品です。
このHFホーンは90度×40度(水平×垂直)の定格ディスパージョンを有します。この4インチ・ドライバーはユニークなカーディオイド・セットアップ内で前面のウェーブガイド・エレメントとキャビネット背面のダンプされたポートから放射するように配置されています。
このデザインは後方に約18 dBの広帯域減衰を持つ90度の固定水平指向性パターンを生み出します。一般的にカーディオイド・ディスパージョン・パターンはラウドスピーカー後方のエネルギーを最小限に抑え、反射を低減させ、マイクを使うときにフィードバックを起こさずにゲインを高めながらもリスニング・エリア全体でバランスのとれたレベル配分を得ることができます。
「16C」のエンクロージャーはアルミ押出材による背面と金属製のバッフルで作られており、キャビネット前面と側面は金属製グリルで保護されています。キャビネット背面には取付用の連続Tスロット・レールの他にNL4入力コネクターが1個、4極Phoenix combicon端子コネクターが1個あります。「xC-Series」は標準でホワイトとブラックがありますが任意のRALカラー[欧州のカラー・マッチング規格]にする特別色(SC)オプションも可能です。
アンプ
「16C」はd&b「10D」「30D」「D6」アンプで駆動することをお薦めします。「D20」「D80」も使用できます。
仕様・定格
システム・データ | |
周波数特性(-5 dB,標準モード) | 110 Hz〜18 kHz |
最大音圧レベル(フリーフィールド内1 m, クレスト・ファクター4のピンクノイズ使用) | 122 dB |
アンプ・チャンネル毎のキャビネット数 | 3 |
ラウドスピーカー・データ | |
コンフィギュレーション | 常設専用カーディオイド・コラム・ラウドスピーカー |
パワー・ハンドリング能力(RMS/peak 10 ms) | 100/500 W |
定格ディスパージョン角度(水平×垂直) | 90度×40度 |
コンポーネント | ネオジム・マグネット使用4インチ・ドライバー×4 CDホーン搭載 0.75インチ・コンプレッション・ドライバー×1 パッシブ・クロスオーバー・ネットワーク |
コネクター | 4極 Phoenix端子,NL4 |
寸法および重量 | |
寸法(H×W×D) | 650×124.5×124 mm |
重量 | 5 kg |
仕様は予告なく変更されることがあります。
ダウンロード
カタログ、仕様書、マニュアルなどをこちらからダウンロードいただけます。