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王立ベルギーサッカー協会は、クリアな遠隔コミュニケーションを可能にするRIEDELインカムシステムをリモートレフリー/VARで採用
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RIEDEL Communicationsは、ブロードキャストソリューション兼サービス・プロバイダーのEMGと提携し、ベルギーのJupiler Proリーグの主審、ピッチにいる副審、そしてベルギーサッカー協会(RBFA)の本拠地であるProximus BasecampのVARリプレイセインターにおいて試合をリモート監視するビデオアシスタント審判の間で、クリアで信頼できるコミュニケーションを可能にしました。RIEDELのワイヤレスインターカム「Bolero」とデジタルマトリックスインターカム「Artist」は、Jupiloer Proリーグの全スタジアムとVARリプレイセンターでRBFA審判チームをサポートし、レビューされる際の完璧なコミュニケーションを保証します。
ベルギーサッカー協会のプロフェッショナル審判部門オペレーションディレクターであるステファン・フォード氏は
「明瞭な会話を可能にするインカムソリューションによって、ピッチ上の審判とTubizeのVARリプレイセンターの間では、コミュニケーションプロセスにおいて卓越した品質を確保することができます」
と述べています。
「各スタジアムとVARリプレイセンターの距離が離れているにもかかわらず、サウンドは非常に優れています。BoleroとArtistの両システムは非常に使いやすいので、激しい試合の最中でも、我々のチームは正しい接続をするのに苦労することはありません。RIEDELの専門的なサポートにより、システムの統合はスムーズに行えました」
RIEDELソリューションは、ブリュッセルの南25kmに位置する小さな町Tubizeにある Proximus BasecampのVARリプレイセンターと、ベルギー全土のJupiler Proリーグスタジアムを接続しています。 各スタジアムとVARリプレイセンターの間を伝送される信号は、VARだけでなくJupiler Proリーグ競技会のリモートプロダクションにも使用できるプレミアムスポーツやイベント向けに設計されたProximus MPLSネットワークを介しています。
RIEDELはすべてのスタジアムキットを供給し、それぞれにアンテナ、ベルトパック、ピッチ上で動く審判用のRUNヘッドセットを含むBolero SのStandaloneワイヤレス・インターカムシステムが装備されています。VARリプレイセンターでは、5台のVARデスク/ステーションと予備1台、スーパーバイザーデスクにRSP-1216HLのインカムパネルが装備されたRiedel Artist-1024インターカムシステムを装備し、同じ日に複数箇所で行われる試合に対応できるようにしています。レギュラーリーグ戦の最後の2試合日には、フライトパックでシステムを拡張し、最大で9試合の同時進行に対応します。
「Proximusベースキャンプはベルギーの代表チームと審判の本拠地であり、そこにあるVARリプレイセンターは、ベルギーサッカー協会とその地域部門であるACFF(ベルギーセカンド・アマチュア・ディビジョン)とVoetbal Vlaanderen(ベルギー グリムベルゲンのサッカークラブ) のスポーツ技術部門の、中心に位置しています」
とRIEDELベルギー担当営業マネージャー Kristof Vanden Eyndeは言います。
「私たちのインカムシステムが 、VARリプレイセンターやベルギー中のスタジアムで開催される試合当日のオペレーションに欠かせないものとなっていることを、誇りに思います。審判が特定のコールについて最終的な判断を得るために、遠隔地にいるスタッフと簡単にコミュニケーションをとって、ライブ放送でその結果を見るのはとてもエキサイティング。私たちは、それがJPLファンにとっても違いをもたらすと、確信しています!」
(2023.2.22)
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https://otaritec.co.jp/products/riedel/