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ノルウェーのCrosound StudioがPMC6-2モニターを導入
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高い評価を得ているプロデューサー/ミュージシャンのØystein G. Brunが所有するレコーディングスタジオ「Crosound Studio」は、ノルウェーで初めてPMC 6-2モニターを導入しました。
2016年に設立され、ベルゲン近郊ののどかな田園地帯に拠点を置くCrosound Studioは、
当初、Brunのプロジェクトの拠点として作られましたが、スタジオの発展とともに、レコーディング、ミックス、マスタリングを希望する他のミュージシャンたちにとっても重要なスタジオとなりました。そこでBrunはモニターを、PMC result6からPMC 6-2にアップグレードすることにしたのです。
「4、5年前に購入したresult6には、とても満足していたよ」
とBrunは言います。
「PMCの優れたサウンドを知ることができて、透明感や正確さという点で、それまで使っていたモニターから大きくステップアップすることができたよ。でもスタジオが拡張され、部屋の音響が変化するにつれて、より低域と中域にフォーカスした、より大型モニターが必要だと感じるようになったんだ」
BrunがPMCのノルウェーにおける代理店Matrix Pro AudioのFrank Oestremに連絡したところ、PMC6-2モニターを勧められました。 PMC6-2は、2021年に発売された小型プロフェッショナルモニターの新シリーズの一つで、ステレオや大規模なイマーシブフォーマットで作品を作るオーディオ専門家のリスニング体験を、既に再定義しています。 PMC6、PMC8-2と関連するサブウーファーを含むこのシリーズは、世界の一流オーディオ施設の多くに設置されているPMCのメインモニター製品と、同じサウンドシグネチャーを持っています。
「PMC6-2は、純粋のマスタリンググレードのスタジオを作りたいという私の野心にパーフェクトオプションだったよ」
とBrunは言います。
「プロデューサーとして、ミュージシャンとして、常に前進して完璧を求めるのが私の性分。このモニターは私の期待を完全に上回っていて、とても気に入っているよ。初めて聴いたときは、あまりの音の良さに、あごが床に落ちるほどだったよ(笑)」
印象的なほどパワフルでありながら、しっかりとした正確なローエンドを備えていることをBrun氏は説明し、ミッドレンジは「魔法のよう」で「圧倒される」と付け加えています。
Brunによると、PMC6-2は印象的なほどパワフルでありながらしっかりとした正確なローエンドを備えていて、しかもミッドレンジは「魔法のよう」で「圧倒される」とのこと。
「result6も確かに優れているけど、6-2の、特に中域のクリアなところとフォーカスは、これまで聴いたことのないものだった。フルレンジのパワーも印象的だけど、信じられないほど正確で透明感があり、活き活きとしているから、どのレベルでも美しく聞こえるね。私の五感を刺激し、文字通り音の世界に誘ってくれるようになるんだ。まるで、音に触れたり、物を動かしたりできるような感覚に陥る感じだね。これはクレイジーでありながら満足のいく体験だけど、ミュージシャンやプロデューサーであれば望むところでしょう」
音楽業界で30年近くキャリアを持つ国際的なアーティストとして、Brun氏は、レコーディングデバイスに関して彼が何を好むかを知っている理想的な立場にあります。
「自分のバンド、Borknagarのメインコンポーザー兼作詞家である私は、プロデューサー/共同プロデューサーとしても、常に自分たちの作品をしっかりと把握してきたんだ」
とBrunは言います。
「多くのスタジオで、多くのエンジニアと一緒に仕事をして来たから、スタジオでの経験も豊富なんだ」
1995年にBrunが結成したBorknagarは、ブラックメタルとフォークメタルにプログレッシブとメロディックな要素を加えたヘビーメタルバンド。そのスタイルから一部のレビュアーたちに「メタルのピンクフロイド」と称されています。センチュリー メディア レコード/ソニーミュージックと契約しているBorknagarは、12枚のアルバムをリリースし、150万枚の記録的な売上をし、ビルボードUSやヨーロッパのナショナルチャートにも何度かランクインしています。
1年間のツアーを経てBrunは現在スタジオに戻り、2024年にリリースを予定しているBorknagarニューアルバムのためのトラックに取り組んでいます。
(2023.2.6)