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小鹿野文化センター様 d&b audiotechnik Y-Seriesを採用
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「音の明瞭度が上がってハウリングも解消。小鹿野歌舞伎や文化祭など、皆さんにホールで音の良さを感じていただける日が来るのを楽しみにしています」
秩父市の西隣に位置する、埼玉県の小鹿野町(おがのまち)。古くから山岳信仰の場として有名で日本百名山のひとつにも数えられる両神山や、日本の滝百選に選ばれている丸神の滝など、雄大な自然が数多く残されています。
そんな自然豊かな町で県指定無形文化財、県無形民俗文化財に指定されているのが『小鹿野歌舞伎』。およそ200年前初代坂東彦五郎によって江戸歌舞伎が伝えられたのがはじめと言われ、 役者から裏方まで、すべて小鹿野町内に住む地元の方々が担っているのが最大の特徴です。
毎年11月に行われてきた歌舞伎・郷土芸能祭をはじめ、小鹿野歌舞伎を上演する場としても重要な役割を果たしているのが小鹿野文化センターのホール。文化祭、講演会、映画会など、年間を通じてさまざまなイベントが行われている同ホールが2021年春にd&b audiotechnik Y-Seriesのスピーカーを導入、美しいホール内にはプロセニアムにd&b Y7P/Y10P、サイドにはY7P/18S-SUB/8Sが配置されています。
音響設備の入れ替えは頻繁にできるものではないため、機材の選定について動き出して以来、慎重に検討をされたそうです。もっとも留意したポイントは「音がもっさりとしているのを改善したい」ということ。「もっさりとした音」はある意味「アンティークオーディオや昔の映画館のよう」で趣がありましたが、ホールは講演会で使用されることも多いため明瞭度を上げることを第一に考え、また、ハウリングの抑制を目指したそうです。
「d&bのスピーカーを導入したことによって音の明瞭度は上がり、ハウリングも解消された」と、職員の皆様は感じられているとのこと。新型コロナ感染症流行の影響もありまだ催事の数は少ない状況のため(*2021年7月現在)、小鹿野歌舞伎や文化祭などで多くの皆さんがホールを訪れ、音の良さを感じて喜んでいただける日が来るのを、とても楽しみにしていらっしゃるとのお話でした。
小鹿野文化センター
〒368-0105 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野167-1
https://www.town.ogano.lg.jp/kosodate-kyouiku/education-board/about-social/chuou-kouminkan/
ホール管理運営:株式会社テイク
http://www.event-take.co.jp