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滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール様 大ホールにd&b audiotechnik『Y-Series』導入
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美しい琵琶湖に面した、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール。1998年にオープンした同ホールは大中小3つのホールで構成されており、オペラを上演する劇場として設計された大ホールにおいて、2024年、d&b audiotechinik『Y-Series』を導入いただきました。
数ヶ月運用いただいてのご感想を、公益財団法人びわ湖芸術文化財団 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 舞台技術部 部長 押谷 征仁(おしたに まさひと) 様に伺いました。

舞台技術部 部長 押谷 征仁様
d&b audhiotechnik製品の導入を検討された背景をお聞かせいただけますでしょうか
札幌文化芸術劇場 hitaruの音響コンサルに参加させていただいたときにd&b audiotechnikの音が気に入りました。特に、水平指向性80°の音が気に入っております。もともと、ポインソースの客席音圧分布でスピーカー配置をしていました。開口部の制約に柔軟な配置ができるコンパクトさとチューニング時の制御の正確さが導入の決定となりました。
d&b audiotecnik社製品を選定された理由をお聞かせいただけますでしょうか
ひとえに音のキャラクターが大ホールに馴染んでいることと思います。
建築音響が良い空間にて、「響きすぎず」上品な音質が良いと思います。
それと、細かな位相制御ができているので、ハウリングマージンが取りやすいところがいいですね。専用劇場として建築されているため、響きを重視して設計されております。音楽ホールの響く環境でも輪郭がしっかりとして、ふくよかな音が気に入っております。

d&b audiotecnik社製品を使用いただいてのご感想をお聞かせください
Yシリーズは、ポイントソースとラインアレーが合わせて使えるところがいいです。
それと、アンプは200Vで駆動しています。アンプの音の良さも気に入っております。
オタリテックに対するご要望などお聞かせいただけますでしょうか
芸術劇場の使命としては、現在の最新の技術を駆使して、オペラ・バレエ・演劇等の舞台芸術をサポートしております。ポップス系の音楽ものは、スピーカーを持ち込んでオペレートされますが、その他の舞台芸術は、ほぼ劇場の常設スピーカーを使用します。建築音響とスピーカーのキャラクターを合わせることが劇場の空間音響設計を行うカギとなります。最新技術を取り入れた機器の提供を各営業マンが分かり易く機動的に仕事を行っていると思います。機材は旬がありますが、組織の安定感が重要と思います。これからも期待しております。

舞台技術部 部長 押谷 征仁様
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
https://www.biwako-hall.or.jp/
〒520-0806 滋賀県大津市打出浜15-1
施工:ヤマハサウンドシステム株式会社様
https://www.yamaha-ss.co.jp/
導入機材
d&b audiotechnik
スピーカー
『Y-Series( Yi8、Y7P、Yi-SUB、Y10P、Yi10P)』製品ページは[こちら]
『xS-Series(5S、12S-D、8S、18S-SUB)』製品ページは[こちら]
『xC-Series(24C)』製品ページは[こちら]
アンプ
『D80、D20、10D』製品ページは[こちら]
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