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国立文楽劇場様 ITV設備デジタル化のためRIEDEL MediorNetを採用
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国立文楽劇場様にデジタル映像の運用システムをアップグレードするためRiedel Communicationsのリアルタイム光伝送システムMediorNetを採用いただきました。
国立文楽劇場様は、日本に6つある国立劇場のひとつで、16世紀末に大阪で誕生した伝統芸能「人形浄瑠璃文楽」の本拠地です。文楽公演のほかにも、舞踊・邦楽・民俗芸能などの伝統芸能を2つのホールで上演しています。
今回、新しくITV設備(監視カメラシステム)をオールデジタル化するために、MediorNet MicroN x 3台とアプリケーションで駆動するユーザー・インターフェイスSmartPanelを15台導入いただきました。
Artistマトリクス・インターカムはMediorNetと融合することができ、ITV設備とコミュニケーションを一体化することも可能です。RIEDEL製品は同劇場が技術力的な部分を進化させ、観客に最先端のパフォーマンス体験を届けることへの一部を担っています。
今回の機材導入に関して国立文楽劇場様ご担当 高岡様からのコメント
ITV設備のデジタル化を考えるにあたり、伝送遅延が最大の問題点となります。
安全かつ正確な舞台運営を行うために、映像の伝達遅延が限りなく少ないMediorNetを選択しました。
実際に運用してみて、肉眼ではほとんどわからないほどの遅延、ソース切替時のレスポンスの速さに満足しております。
また、専用アプリケーションで設定変更が可能なため、非常にわかりやすく一括管理できるシステムであると思います。
今後のバージョンアップにおいて、さらに機能も充実してくると思われますので、そこも期待しております。