NAB Show 2024 オタリテックレポート

今年は4月13日から17日まで行われた、世界最大の放送・メディア・エンターテインメント業界のイベント「NAB Show」。今年もラスベガスへ向かったオタリテックのスタッフからは、連日写真とレポートが届きました。

LAWO ブレックファースト・リセラーミーティング

LAWOのブレックファースト・リセラーミーティングでは、メーカーや他国のリセラーと意見交換を行い、充実した時間を過ごすことができました。

sphere外観
sphere内部
LAWOの機材

会期前には、LAWOのご招待でsphereへ。sphereにはLAWOのシステムが導入されていて、270度の映像と360度のイマーシブオーディオが圧巻でした(遠くから撮影しましたが、LAWOのVSMおよびmc2 56の音声卓がファシリティのセンターに設置されているのが見えました)!
SphereにはLAWOの製品が数多く導入されています。
Video I/Oに.edgeが8台
Audio I/OにA_mic8 x4台、A_Stage80 x 10台、A_madi6 x10台、A_Digital64 x11台
そしてPowerCore x4台とHOLOPLOTがHOMEに接続されています。
Audio Process用にA_UHD Core x8台、音声卓はmc² 96 x3台とmc² 36 x2台
制御用にはHOMEとVSMが導入されました!
なお16日の朝にはLAWOのブースで、Sphereで4/18から21までライブを行うPhishのFOHエンジニア、Garry Brownによる講演が行われ、盛況でした。


SkylineのブースではDataMinerについての知見を深めるべく、展示の見学やスタッフとの交流をしました。 

LAWOのブース
LAWOのブース

いよいよ本番がスタートし、弊社取扱いブランド、LAWO、RIEDELとSkylineのブースへ。
LAWOの目玉は、HOME Appsにmc² DSPの追加が発表されたこと!これまではLAWOの専用のDSP(UHD Core等)が必要でしたが、COTSサーバー上でプロセスができるようになります。

RIEDELのブース
RIEDELのブース

RIEDELは例年通り、赤一色でひときわ目を引くブースでした。SimplyLiveについては1/3ほどのスペースを使って、大きくPR!映像へ本格的に注力していることが、見て取れました。また、新商材「Ricapture」がお披露目されていました。
RiCapture i8、i44、i84の追加によって、RiCaptureインジェスト・ソリューションの大幅な拡張が発表されました。RiCapture i4を補完するこれらの新機種は、チャンネル密度の向上、UHD解像度、8ビットと10ビットのサポート、内蔵SSDストレージの拡張、および一連の高度な機能をRiCaptureプラットフォームにもたらします。RiCapture製品ラインは、スケジューリング、ストリーミング、エクスポートのための新しいSSEインターフェースにより、マルチチャンネルHD/UHDインジェスト収録とポストプロダクションへの統合のためのパワフルでコンパクトなソリューションとなっています!

Skylineのブース
Skylineのブース
dataminer.MediaOps

Skyline Communications は、メディア運用のステータスを変革する画期的な製品「dataminer.MediaOps」の発売を発表しました! dataminer.MediaOps は、その革新的なアプローチにより ICT とメディアを調和させ、メディア & エンターテイメント (M&E) 企業がライブやファイルのメディア運用を計画、実行、管理する方法を革命的に変革してくれます。もともとオリジナルで持っているAppsを放送局向けにパッケージした監視はもちろんのこと、スタジオリソース管理、スケジューリング、コンフィグレーションまでをオーケストレーション&オートメーション化する新サービスです!

LAWO、RIEDEL、Skylineの製品・ソリューションに関するお問い合わせはオタリテック営業担当まで、または こちら から

オタリテック取扱メーカーが各賞を受賞!

LAWO 「HOME」TV Tech Award
LAWO 「HOME mc² DSP」 2024 Product of the Year Award
RIEDEL「MediorNet Horizon」BaM Award
Skyline 「DataMiner MediaOps」BaM Award