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BLOG IPライブプロダクション・映像・音響機器について
スタッフが発信

オランダのrai Amsterdamを会場に9月12日から4日間に渡り開催された「IBC(International Broadcasting Convention)2025」。今年も弊社スタッフは現地を訪れ、取扱いメーカー/ブランドの最新情報や業界全体のトレンドに接し、知見を得て参りました。その一部をご報告、ご紹介いたします。

全般的なトレンドとしてはAI、IP化、プライベート5G、没入型メディア、新設コーナー「Future Tech」(AI/生成 AI、クラウドネイティブ・ワークフロー/分散処理、5G/プライベートネットワーク、イマーシブ/インタラクティブ技術、サスティナビリティ等)、成熟から定着へと向かうリモートプロダクションなどが話題となり、業界標準規格の実装、ネットワークの進化といった動向も見られました。

LAWO

– LAWOブースで連日開催された『Breakfast Sessions』の初日に、EBU(European Broadcasting Union)のWillem Vermost氏が登壇。 EBUが提唱するDMF(Data Management Framework)、MXL(Medi eXchange Layer)に注目が集まるなか、多くの参加者で盛況となりました。セッションの模様を収録した動画をご視聴いただけます[ IBC Breakfast Sessions (英語) ]。

– Lawo、IBC2025で新アプリ『HOME Audio Shuffler」を発表[ プレスリリース ] 

– SkylineとLawo、IBC2025でダイナミック・メディア・ファシリティ向けリソーススケジューリングソリューションを共同展示[ プレスリリース ] 

– [受賞]HOME Power Core App
俊敏なラジオワークフローに強力な仮想DSPをもたらした功績により、RedTechから表彰されました。

– [受賞]Lawo Workspaces
バーチャルコントロールの概念を再定義した功績により、TV Techから表彰されました。

RIEDEL Communications

–  RIEDEL、超軽量の小型ワイヤレス・インターカム・ベルトパック『Bolero Mini』を発表 [ メーカーサイト記事 ] 

–   RIEDELが「hi human interface」を買収[ メーカーサイト記事(英文)

– [受賞]RIEDEL『Bolero Mini』
Best of Show Awardを受賞しました。 

Skyline Communications 

–  Skyline、IBC 2025で「Contribution Cockpit」を発表 ― コンテンツ伝送業務を革新 [ 記事 ] 

–  AI機能搭載(DataminerAssistant)
将来対応で、ChatGPTのようにスクリプト形式でデータの解析ができるようになる予定とのこと。

-[受賞]Appear、Skyline CommunicationsとNBCUniversalが、『X Platform and Dataminer』で、CSI AWARDS 2025の最優秀ネットワークデリバリーテクノロジー賞を受賞しました。 

PROVIDIUS

– IP Jackfield
任意のメディアストリームをリアルタイムに解析ツールへ、ルーティングが可能に。

– CRIO
100Gb/s対応の高性能キャプチャとリアルタイム解析でIPネットワークのトラブルを迅速に可視化・診断可能に。解析時のフィルターも視認性が良い。

AVT

– MAGIC Serverコラボレーション:ビデオ会議の音声と映像をネットワーク伝送、TEAMSなどのweb会議の音声と映像をNDIやSMPTE ST2110で伝送可能。


お問い合わせ、デモンストレーションのご依頼等は [ こちら ]より承ります。

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