smartSCOPE
Deep Packet Media Inspection & Network Analyze
「smartSCOPE」「ディープ・パケット・メディア・インスペクション&ネットワーク・アナライザー」は、生放送番組制作と配信ネットワークにおけるIPフロー用の24時間稼働の解析プラットフォームです。
IPフローは、パケット・ロスやジッター、エンコーディングの問題 、伝送の妨害等によって、しばしば悩まされることがあります。
障害を積極的に見極めるために適切な監視/視覚化テクノロジーを整備することは運用の為に必要不可欠です。
smartSCOPE は、ST2110/ST2022制作フローやリニアMPEGサービスおよびOTT/ABR(over-the-top adaptive bitrate)定義のストリームのために、サービスのオペレーション・ティアとパケット伝送関連の障害を警告するのに必要な分析/デコーディング処理を組み込んでいます。
smartSCOPE 中心機能として、配信ネットワークの状態を分析する独自な機能を用いて、サービスのコンプライアンスが得られるようにします。
smartSCOPE はそのディープ・パケット・インスペクション・マイクロサービスを用いて、配信ネットワークからのパケット・ペーシングを決定すること以外に、低ビットレートのOTT/ABRストリームから非圧縮のST2110スタジオ制作フローまで、広範なメディア・フォーマットのモニタリングとデコーディングをサポートします。このユニークなアプローチは、ネットワーク・テレメトリーならびに混在したメディア・フローを1つの画面にまとめることで、運用を理解し易く可視化します。
NEW:ライブ制作フォーマットのサポート
smartSCOPE は既存の伝送フォーマットのサポート以外にもSMPTE ST2110-20/21/30/40およびST2022-6/7ライブ制作映像フォーマットもサポートするようになりました。
その結果、高容量ハイブリッド・システム内での圧縮/非圧縮ストリーム両方をsmartSCOPE によって一体化して監視できるようになります。
信号とネットワークの調査へのこの新しいアプローチはマネージドおよびアンマネージド・ネットワークを用いる運営と技術に確信と正確な分析をもたらします。
1つのインスタンス内で100以上のサービスまで拡大できるsmartSCOPE はCOTSサーバー・アーキテクチャを活用して、必要とされていたソリューションを放送局に届けます。
対応フォーマット
- サポートする圧縮フォーマット:MPEG-2 TS,H.264,HEVC
- サポートする制作フォーマット:ST2022-6/7,ST2110-20/30/40,PTP
- サポートするOTTフォーマット:HLS,HDS,RTMP,DASH
- サポートする音声フォーマット:AES67,PCM,MP1-L1,AAC,HE-AAC,A-52
主な機能
- 複数の高容量IPインターフェイスにわたってメディア・フローを収集/デコード/分析
- スタンドアローン・アプリケーション、またはsmartDASH とシームレスに統合
- ハードウェア/ソフトウェア/バーチャルマシン/クラウド・プラットフォーム上にて利用可能
※『smartSCOPE』を動作させる為には別途サーバーが必要となります。 スペックについては別途お問い合わせください。
資料ダウンロード
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LAWO『SMART』ブローシャー (1.3 MB)
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