【Discontinued】sapphire

パワフルさと優美さ：「sapphire」の登場によってミキシング・コンソールはこの２つを併せ持つようになりました。LAWO のラジオ放送用コンソールは最先端の技術を証明するだけではなく、目を惹く新しいデザインもお届けします。

技術者の方々は様々なアップグレードの可能性、高度な柔軟性、そして洗練された機能に説得力を見いだされるでしょう。ラジオ、放送局のオペレーターの方々はこの新しい「sapphire」を使って仕事をすることが楽しくなるような、モダンで明確にレイアウトされたコントロール・サーフェスに魅了されるでしょう。それだけではありません。「sapphire」はパワフルなミキシング・コンソールに期待されるすべてをお届けします。──最上級の品質、直感的なユーザー・ガイダンス、そして巧妙なソリューション──どれもがより高い作業効率をお約束するものです。

モジュラー・テクノロジー ── 最新のインテリジェントなソリューション

ユーザーの個々の要求に応じて、どの「sapphire」コンフィギュレーションが適しているかが決まります。放送を始めるのに必要なのはセントラル・モジュールひとつとチャンネル・モジュールひとつとインターフェイスが２つほどです。しかし「sapphire」はもっと厳しい要求にも応えることができます ── チャンネル・モジュールをさらに追加すれば「sapphire」は全部で 60 個のフェーダーを意のままに扱うことのできる真の制作用ミキシング・コンソールへと変わることができます。

コンフィギュレーションの可能性はコンソールのサーフェス内に留まりません。例えばレベルと制御の選択肢がオーバーブリッジ内に各チャンネルのすぐ上に表示されることで、操作は大幅に簡単になり、日々の制作のワークフローをベストなものにします。

仕様

コントロール・パネル

デスクトップ・バージョンと埋め込みバージョンを用意
最大 60 個の電動式 100 mm フェーダー
複数操作レイヤーを用いた操作が可能（マルチレイヤー、最大 120 のバーチャル・フェーダー）
ロータリー・ノブとキーのエクステンションを備えたパネル・バージョンもアップグレードとして用意
チャンネル・レベルと操作モジュールを表示する、マルチタッチ機能付きビジュアル・エクステンション（オプション）

システム・コア

「DALLIS」入出力システムに基づくモジュラー方式のプラグイン・カード・システム
制御システムと信号処理を統合したセントラル・マスターボード（リダンダント対応はオプション）
最大 512 の入出力を持つ内蔵マトリクス（ノンブロッキング式，384 MADI ＋ 128「DALLIS」入出力スロット）
PCに依存しない，冷却ファンのない動作
リダンダント電源対応

信号処理

ルーティング・マトリクスを統合、768×768 クロスポイント、ノンブロッキング式、トランスペアレントなルーティング
96 モノ DSP 入力チャンネル（ステレオ，サラウンド，サイマルキャスト・カップリングが可能。Input Gai，Pan/Bal，Direct Out，Insert 付き）
128 DSP モジュール（入力チャンネルに 96、サムに 32、入力チャンネルと同様にカップリングが可能）
- EQ（フルパラメトリック・バンド×３およびフィルター×２）
- ダイナミクス・ユニット（Gate/Expander/Compressor）
- リミッター
- ディレイ（最高340 ms，単位切り替え可能：メートル/ミリ秒/フレーム）
モノ・サミング・バス（ステレオまたは5.1カップリング可能）×80
メーター（モノ，ステレオ，サラウンド・カップリング可能．サムおよびチャンネルにラウドネス機能装備）×500
ミニ・ミキサー×64
ディエッサー（モノ）×32
64 個までのトークバック・ステーションを持つ内蔵インターカム・マトリクス

インターフェイス