GQ600
Dual Channel Graphic Equaliser
この2チャンネル・イコライザーはISOによる1/3オクターブ単位30ポイント×2チャンネルのセンター周波数(25 Hz〜25 kHz)を10 dBブースト/カットするもので,このブースト/カットは45 mmのスライダーにより行われます。高域をトリムするシェルビング・タイプ・フィルターは,ボリュームにより2 kHz〜20 kHzの間を連続可変で8 dBブースト/カットするものです。
また、このイコライザーはチャンネル毎に10 Hz〜150 Hzの周波数間可変の12 dB/oct.のハイパス・フィルターとHFドライバー保護のため、固定式18 dB/oct.のローパス・フィルターを持っています。
さらに、チャンネル毎に±10 dBのゲイン調整可能なゲイン・コントローラーが付いています。ピーク・インジケーターも設けられており、20 dB以上の入力信号でインジケーターが点灯するようになっています。
コネクターはXLRとKLIPPONクイック・ワイヤー・マルチコネクターの両方が標準で用意されています。電源供給が何らかの理由により断たれた場合に作動するバイパス・リレーが装備されています。
- 「GQ600」は45 mmロング・スライダーの採用により、レンジを切り替えることなく分解能の向上を実現
- HFトリム・セクションはゲインと周波数が調整可能となっており、オーバーオールのHF特性の迅速な調整を実現。例えば湿度や観客の大幅な変化により再調整が必要となった場合にきわめて有効です
- 各チャンネルに装備されたピーク・インジケーターにより20 dB以上の信号入力でクリッピングを警告
- スイープ可能なハイパス・フィルターを装備。電源OFF時にはバイパス・リレーが作動します
- オプションにて入出力トランス(工場出荷時オプション)およびセキュリティ・カバーを用意
定格
- 入出力:アクティブ・バランス
- コネクター:XLR(3ピン,2番ホット)またはKippon
- ゲイン調節範囲:±0 dB
- 周波数特性:20 Hz〜20 kHz,±0.5 dB
- ハイパス・フィルター:10 Hz〜150 Hz(連続可変),12 dB/oct.
- ローパス・フィルター:27 kHzにて-3 dB(18 dB/oct.)
- フィルターON/OFF:基板上のスイッチにて
- イコライザー:30バンド,1/3 oct.,25 Hz〜20 kHz
- フィルター・タイプ:シミュレーテッドLCRネットワーク
- 周波数公差:±3%
- レンジ:±10 dB
- 電源:AC 100 V ±15%,50/60 Hz
- 消費電力:約20 W
- 寸法,重量:W 482 × H 133 × D 237 mm,5 kg
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