21S-SUB

「21S-SUB」は「xS-Series」や「xA-Series」のラウドスピーカーと一緒に使う高性能サブウーファーで、広範な常設用途向けです。このキャビネットはロング・エクスカーションの21インチ・ドライバー1本をバスレフ・デザインに収めたものです。特別な形状をした大きなレフレックス・ポートによって「21S-SUB」は専有面積の小さなキャビネットから高音圧レベルを実現することができます。

「21S-SUB」をINFRAモードで動作させると、システムの周波数特性を33 Hzまで伸ばすことによってd&b社の他のサブウーファーを補うのに使用できます。「21S-SUB」は縦横どちらの向きでもグラウンド・スタックしたりフライングすることもできます。また個別にもしくはキャビネット2個のクラスターでフライングできます。

エンクロージャーは船舶合板でできており、耐衝撃ブラック・ペイント仕上げです。キャビネット前面は音響的に影響のないフォーム材で裏打ちした頑丈な金属製グリルで保護されています。d&b社のリギング・ハードウェアを取り付けるために天板と両側板にはM10雌ねじインサートがそれぞれ1ペアあります。

コネクターではなく固定ケーブルを用いる耐候オプションによって、環境条件が変化する中でもラウドスピーカーを運用することが可能になります。「21S-SUB」は任意のRALカラーでもお納めできます。この特別色オプションはリギング用アクセサリーにも適用できます。

アンプ

「21S-SUB」はd&b「30D」アンプで駆動することをお薦めします。「D20」「D80」も使用できます。

仕様・定格

システム・データ
周波数特性（-5 dB，標準モード）	35 Hz〜105 Hz
周波数特性（-5 dB，INFRAモード）	33 Hz〜85 Hz
最大音圧レベル（フリーフィールド内1 m，ブロードバンド測定，クレスト・ファクター4のピンクノイズ使用，ピーク測定，リニア・ウェイティング）	D20/30D使用時：134 dB D80使用時：135 dB
ラウドスピーカー・データ
コンフィギュレーション	常設専用コンパクト・サブウーファー
定格インピーダンス	4Ω
パワー・ハンドリング能力（RMS/peak 10 ms）	650/2,600 W
コンポーネント	21インチ・ドライバー×1
コネクター	NL4×1，スクリュー・ターミナル・ブロック
寸法および重量
寸法（H×W×D）	580×1,100×526 mm
重量	54 kg