RIEDEL 2018年のNABショーにて「Bolero」スタンドアローンを発表
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その実績が自ずから語るように、昨年発表された「Bolero」は現代のワイヤレス・インカムのあるべき姿のスタンダードを打ち立てましたが、世界中のクライアントはそのカバー範囲や音質やベルトパック台数に感銘を受け続けています。2018年のNABショーにてRIEDELは性能の強化とスタンドアローン能力を提供するライセンス方式のアップグレード「Bolero Standalone Application」を発表。
「Bolero Standalone Application」では、アンテナは低遅延の同期TDMネットワークを介してラインまたはリダンダント・リング状に互いにディジーチェーン接続されます。このソリューションはIPコンフィギュレーションが不要の真のプラグ&プレイです。新たな外部電源は5台までのアンテナに給電できますので、電源とデータのリダンダンシーを簡単に達成できます。アナログ4ワイヤーを6系統とGPIOを3系統備える半幅1RUの新たな外部接続ボックスは任意のアンテナに直接接続でき、その後既存インカム・システムにパッチできます。このシステムはウェブGUIを介してアンテナに対するコンフィギュレーションを簡単に行うことができます。
「Bolero」のアップデートが提供するその他の新たな機能には、ロータリー・ノブの個別プログラミングやBluetoothヘッドセットのサポート、全チャンネルの音量をゼロに簡単に設定できるようにするベルトパックの新機能「QuickMute」があります。
「レンタル会社やBoleroの柔軟性によってのみインカムのニーズを満たすことができるような要求が多大でないクライアントさんや他のインカム・ソリューションをすでに購入済みのクライアントにとって、Boleroのスタンドアローン・バージョンはうってつけのワイヤレス・インカム・ソリューションです」とRiedel Communications社シニア・プロダクト・マネージャーWolfgang Fritzは語ります。
「優れた音質、卓越したRF性能、シンプルな接続によって、はるかに多くのユーザーの方々がBoleroの優れた点を活用できるようになります」