RIEDEL社がINMOTIO社のLPMトラッキング技術を買収
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RIEDEL Communicationsは、オランダのスポーツパフォーマンス解析のエキスパートであるInmotioから独自技術のLocal Position Measurement(LPM)を買収したことを発表しました。 LPMは、選手やアセットの位置を、±3cmの精度高周波(1.000Hz)でリアルタイムに測定するレーダー技術を応用したシステムです。
2006年にアムステルダムで設立されて以来、Inmotioはデータ駆動型スポーツパフォーマンス分析ソリューションのリーディングプロバイダーに成長し、世界中のスポーツチームや協会に、身体に装着できるハイブリッドな完全光学式トラッキングソリューションで身体と技術戦術の洞察を提供しています。
「Inmotioはスポーツトラッキングの先駆者であり、長年にわたって、その独自のLPMプラットフォームはスポーツパフォーマンス測定のゴールドスタンダードとなり、機能・ユーザー容量・精度の面で、超広帯域なトラッカーをはるかに上回っています」
Riedel CommunicationsのCEO Managed Technology、Lutz Rathmann氏は述べています。
「その確かな技術が、Riedelの革新的な強さとグローバルな販売力とマーケティング力を得た今、LPMソリューションはより多くのユーザーに届き、世界で最も注目を集めるプロジェクトで採用されることは間違いないでしょう」
LPMプラットフォームは、現在のマーケットで最も正確なトラッキング技術を備え、測定が必要なサイトの周辺に配置された様々な放送局に接続されたリアルタイムネットワークがベースとなっています。アスリートは、トランスポンダーを搭載した特殊なベストを着用し、2Dおよび3D空間での追跡が可能です。ユーザーは、その比類ない精度、最大1000mの動作範囲、そして1000人のユーザー容量を高く評価しています。
「RIEDEL スポーツのデジタル変革を推進することを使命としています。Igtimi、iotis、ポルトガルのポルトにある研究開発拠点などの買収、保有、投資に続き、LPMテクノロジーは、お客様にとってスポーツをより身近なものにするという、我々の探求における重要なマイルストーンとなります。そして、ハイエンドのセンサー技術とデータ駆動型分析により、アスリートにとってより安全で快適な環境を提供することができます」
とRIEDEL Group のCEO兼創業者であるThomas Riedel氏は述べています。
「この最先端技術は、Riedelグループ全体のポートフォリオを強化するための幅広いアプリケーションを開拓し、スポーツの世界を遥かに超えるところまで到達しています」
(2022.12.13)