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FonicがDolby AtmosスタジオにPMCを導入
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オーディオポストプロダクション「Fonic」はイーストロンドンに新しいDolby Atmosミキシングスタジオをオープンし、PMCモニターを採用しました。
Dolby Atmosミキシングの需要の高まりに応えるために作られたこのスタジオは、左、右、センターチャンネル用のPMC6、PMC8 SUB、サラウンドチャンネル用のPMC Ci45とCi30モニター(各4台)からなる7.1.4 Dolby Atmosシステムを装備しています。 このシステムは、5つのサウンド編集室、フォーリースタジオ、独立したボイスオーバーブースなど、Fonicの他のオーディオ施設を補完しています。
FonicのオーナーBarnaby Templer氏は、マスウェル・ヒルにある自身のスタジオにもPMCのモニターを設置しており、新しい施設にPMCの導入は当然の選択であったそうです。
「歴史があり、また一流のサウンドデザイン・ポストプロダクションとして、私たちはアウトプットの品質やスタジオで使用するテクニカルな機材の品質に妥協することはありません」
と Templer氏は語ります。
「私が新スタジオにPMCモニターを選んだのは、オフ・アクシスのサウンドがとても気に入ったからです。PMCモニターは本当に暖かくハーモニクスも豊かなので、特に長時間の作業には最適です。私たちは皆、新システムが提供するオーディオクオリティにとても満足しています」
2004年にTempler氏とJake Roberts氏によって設立されたFonicは、数多くのクリエイティブチームが英国アカデミー賞、カンヌライオン賞、世界中の映画祭と映画賞を含む名誉ある賞を獲得することに貢献してきました。ロンドン中心部にある素晴らしいオアシスのハックニー・シティ・ファームを拠点に、FonicはBBC、ITV、チャンネル4、Netflix、Amazon、マテル・テレビジョンなど多くの制作会社に高品質のオーディオを提供しています。また、ジャガー、ロレックス、ランドローバー、ケロッグ、ヤクルト、チポトレといった主要ブランドを代表する広告主のオーディオ制作を行ったり、ガーディアン紙が2021年の映画トップ50に選んだ『Rose Plays Julie』などの長編映画にも携わっています。
しかしFonicが得意とするのは、子供向けテレビ番組の分野です。『機関車トーマス』は『Hey Duggee 』に加えて、Fonicは、この受賞歴のある番組の最初のシリーズ以来、『ペッパピッグ』のクリエイターであるAstley Baker Davies氏と一緒に仕事をしています。現在までに350以上のエピソードでサウンドデザイン、ミックスなどを手掛けています。
「Fonicが達成したことはすべて、並外れた才能と長年の経験を持つ機材と人材への投資によって可能になりました」
とTempler氏は言います。
「私たちの新しいAtmosスタジオは、大きなアップグレードであり、私たちの将来への重要な投資となります。Atmosはこれからも存在し続け、そしてそれはクライアントが求めるものであり、私たちはその需要に応える必要があったのです」
Templer氏によると、この新しいスタジオに満ちるクリエイティブな雰囲気が、ディレクターたちにとても好評だそうです。
「私たちはボアハムウッドに拠点を置くPoint1Postと協力関係にあり、映画のクライアントをよくそこに連れて行き、45スピーカーのシアターでプロジェクトのリファレンスやレビューを行っています。新しいAtmosルームのPMCモニターでミキシングされたオーディオは、より大きなシステムで完璧に変換されるので、非常に満足しています」
(2023.5.24)
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