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Stormzyの3rdアルバム、ロンドンのPMCデモスタジオでAtmos制作

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PMC
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Stormzyの3rdアルバム、ロンドンのPMCデモスタジオでAtmos制作

PMCは、ロンドンにあるDolby Atmosのデモスタジオをプロデューサーのウィル・リーブス氏に提供。リーブス氏はそこで、Stormzyの3rdアルバム『This Is What I Mean』のAtmosバージョンをミキシングしました。

全英アルバムチャートで3週連続1位を獲得した『This Is What I Mean』は、失恋、内なる平和、男らしさ、宗教的信仰といった個人的なテーマを扱うことで傷つきやすさ・もろさを表現しており、Stormzyにとってこれまでで最も重要なアルバムとして賞賛されています。Def Jam Recordingsからリリースされたこのアルバムは、Apple Musicなどのストリーミングサービスでもイマーシブオーディオで聴くことができます。

Def Jamの他のアーティストのAtmosトラックをミックスした経験もあって、ウィル・リーブス氏は10月に『This Is What I Mean』 のAtmos Mix制作を依頼されました。彼はすでにBeyond The Mixセミナーで、意欲的なプロデューサーやエンジニアにAtmosのミキシング技術を紹介するためにPMCとコラボレートしていたので「ロンドンのデモ施設を利用することはできないか?」と、PMCへ相談しました。

「PMCのデモスタジオは、卓越した音響デザインとモニター環境を備えた素晴らしいスタジオです」
「そこでミキシングをすれば、最高のサウンドに仕上げることができると思いました。Atmosで素晴らしい結果を出すには、技術とフォーマットに対する十分な理解が必要ですが、音場(サウンド・フィールド)で何が起こっているかを聴き取ることができるよう に、優れたモニタリングも必要です。PMCはAtmosモニターシステムで業界をリードする存在として広く知られていて、同社のデモルームに勝るものはないと思っていました」

グラミー賞やブリット・アワードを受賞したプロデューサー兼エンジニアのヘフ・モラエフ氏は、PMCのブランドアンバサダーであり、Dolby Atmos musicのミキシングの専門家でもあります。

「このようなセッションを開催できることを嬉しく思っています。ウィルと私は、彼がTape London(メインモニターにPMCのフラッグシップモデルQB1-Aを備えたハイエンドのレコーディング・PA設備を有するロンドン市内にある会員制プライベートクラブ。著名なアーティストがシークレットイベントなどを行っている)で、私のアシスタントとしてキャリアをスタートさせて以来、長い間お互いを知っており、そんな友人を助けることは常に喜ばしいことです」

Stormzyはアルバムのレコーディングをエセックスのブラックウォーター河口にあるオセア島で行い、才能ある作家、プロデューサー、ミュージシャンたちと共同作用を行なった経験を「美しく、気高いものが結集した」と語っています。ステレオ・ミキシングのほとんどは、L.A.のエンジニア、アレックス・ゲネア氏とレアンドロ・イダルゴ氏がそれぞれのスタジオで行いましたが、レアンド氏のスタジオにはPMC 8-2モニターも設置されています。またトップ・ミキサーのマーク・スパイク・ステント氏もロンドンの彼のスタジオで3曲をミキシングしています。

ウィル・リーブス氏と彼のアシスタントのピエルパオロ・デマルキ氏は、シングル『Hide & Seek』のAtmosミックスを作成し、それに続いて『Firebabe』のミックスを作成しました。Def Jamがこの両方のミックスを承認すると、残りのアルバムはステレオミックスエンジニアから提供されたステム(各パート毎のミックスデータ)を使用して、アルバムの残りの部分をすぐに作成しました。
リーブズ氏は言います。
「さまざまなところから資料を集めなければならないので大変でしたが、一度着手すると非常に簡単で、1ヶ月もたたないうちに、すべてのプロジェクトを終えることができました」

(2023.1.12) 

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