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米国フィルム・スコアリングの老舗「Manhattan Center」Studio-7の設備をLAWO社製80フェーダーの音声卓でアップグレード

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米国フィルム・スコアリングの老舗「Manhattan Center」Studio-7の設備をLAWO社製80フェーダーの音声卓でアップグレード

ニューヨークにあるイベント/コンサート/テレビ/録音制作を行うマンハッタン・センター「Manhattan Center」は「Studio-7」にIPベースの80フェーダーLAWO mc²56プロダクションコンソールを新たに設置しました。「FM Design LTD」社の建築音響デザイナーFrancis Manzella氏が監督したこの更新プロジェクトには、コントロールルームに最新鋭の録音/ミキシング/制作システムを装備することと、プロデューサーのワークスペースを拡張することが含まれていました。

John BarrymoreとMary Astorが出演した「ドン・ファン(1926)」のシネマ初フィルム・スコア録音で歴史に名を残したマンハッタン・センターは今もなおニューヨークの最上級スコアリング・ステージの1つとしての地位を保っており、同センターを使用した著名作曲家のクレジット一覧は映画と録音の両方の発展を映し出すものです。

少し挙げるだけでもClint Mansell(ノア 約束の舟(2014))、A.R. Rahman(マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014))、オスカー賞獲得のElliot Goldenthal(フリーダ(2002)アクロス・ザ・ユニバース(2007))が含まれています。LAWO mc²56を用いてStudio-7で最近録音されたスコアには「プリンス・オブ・ブロードウェイ」のオリジナル・キャスト・レコーディング(2018)、Netflix向けのElliot Goldenthalの「夜が明けるまで(2017)」Stewart Lermanが制作し、Bill ElliottがAmazon Prime向けにアレンジした「マーベラス・ミセス・メイゼル(2017)」などがあります。

マンハッタン・センター社長Markus Karr氏のコメント:

「マンハッタン・センターの録音スタジオとイベント・スペースはニューヨークの音楽産業を支える長い歴史を持っています。私たちは高い技術機能水準を保つように日々努力しています」

同センターの音声映像制作主任技師Joshua Coleman氏のコメント:

「Studio-7をアップグレードする時期がやって来たとき、私たちはLAWO mc²56オーディオ・コンソールを選択しました。この更新によってネットワークオーディオの新たな次元が築かれ、マンハッタン・センターは様々なネットワーキング機材と接続できるようにするDanteも使用可能になりました」

このLAWOコンソールは、制作サイドの大胆かつ複雑で高品質な録音の要求にもはや応えることができなくなったアナログ・コンソールからの更新であり、結果としてフィルム・スコア録音の全体的な質を高める最新の効率の良い柔軟なワークフローと、またスタジオ内のかさばる接続ケーブルを飛躍的に削減しました。

LAWOコンソールのパワフルなDSPとルーティング能力が多数のチャンネルを要する生バンドやTVショーを含む番組制作の円滑な運用を確保し、その性能は生放送テレビ番組制作の要求事項にふさわしいシステムとなっています。

mc²56は最上級な音質とフレキシブルな操作性や様々な規格をサポートできる柔軟なワークフロー設計と組み合わせたことでエンジニアに人気があります。最も観られているエンターテインメント/スポーツ番組や世界的なイベントの制作現場や世界中の最高級クラシック音楽の演奏と録音施設の多くに、LAWO mc²シリーズのコンソールはインストールされています。

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