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フランス革命記念日 4台の Lawo mc² コンソールを使用して記念コンサートをミキシング
フランス革命の始まりを告げた 1789 年 7 月14日のバスティーユ襲撃、2022年もパリ祭/革命記念日の7月14日にはフランス全土で多くのイベントが開催されました。そのなかでもひときわ華やかなのはパリ、エッフェル塔の下で行われ、第10回目を迎える大規模なクラシック音楽のコンサート『Concert de Paris』です。
『Concert de Paris』は世界最大のクラシック音楽イベントの一つで、今年はフランス国立管弦楽団、メトリーズ・ド・ラジオ・フランス(ラジオフランスの合唱団)や、国際的に著名なソロイストたちが出演しました。コンサートの模様は会場に集った多くの観客のみならず、ラジオフランスとフランステレビで数百万人ものリスナーと視聴者に見守られ、またユーロビジョンネットワークを通じて、多くの国の人々にも届けられました。
Lawoの製品は今回も、フランス公共放送ネットワークとユーロビジョンネットワークのライブサウンドおよび生放送の要件を満たしました。ラジオフランスのサウンド・エンジニアの手によって、Lawoのミキシングコンソールはシャン・ド・マルス公園に集まった大観衆、すべてのリスナーや視聴者に、見事な音質を提供したのです。
2台のmc²56 mkIIのうち、1台はNadège Antonini氏による独奏者と合唱団のプリミックスに、もう1台は Alexandre Martin氏によるオーケストラとサウンドシステムの全体的なミックスに使用されました。3台目のmc²56は、2つの独立したコントロールサーフェスによる2オペレーター構成でステージ上のモニタリング回路に使用され、Tahar Boukhlifa氏とCharles Bouticourt氏が、この複雑なタスクを最大限に簡単に実行できるようにしました。
パッシブスプリッターのシステムにより144のマイクソースすべてが個別にLAWO mc²66コンソールにルーティングされ、Laurent Fracchia氏が制御をして、Radio Franceモバイル制作ユニットでラジオとテレビ信号のミキシングを行えるようにしました。
Lawoのフランス担当セールス・ディレクターであるJoffrey Heyraudは言います。
「このような一流のイベントでラジオフランスと協力し、少しでも完璧に近づけるためにチーム全体が絶えず追求する技術や熱意を見ることは、本当に喜ばしいことです」
mc²56 mkII 製品ページ
https://otaritec.co.jp/product/mc%c2%b256-a-global-standard-re-defined/