トップへ戻るhome
XTA_LOGO

Top
APA-4E8 | DP548/DP544 | 4 Series | 2 Series | INT485 | DS8000 | GQ600 | Audiocore | SiDD | Flash Loader | iCore | DC1048 | Users

DP324 Seriously Intelligent Digital Dynamics

dp324.gif

主な特長 | 内部構成の説明 | Windows ソフトウェアの詳細 | 仕様 | DP324 ユーザーのコメント

XTA Electronics 社から新たに発表された DP324 デュアルチャンネル・プロセッサー(SiDD)は DP224/226 など従来の製品で高く評価を受けた先進性,高い品質,信頼性を受け継いでいます。

DP324 は 1U のラック・スペースにダイナミクス/EQ/デレイ・プロセッサーを盛りこみ,個別のチャンネル,グループのインサーション用,またはマスター,ファイナライジング用としてお使いいただけます。単体のコンプレッサー,ゲート,リミッター,EQ はもう必要ありません。

専用コントロール・ソフトウェア “Siddcore” からすべてのパラメーターをリモート・コントロール/監視することが可能です。32 台までの DP324 を RS485 経由で長距離リモート・コントロールできます。Siddcore は XTA 社のサイトからフリーでダウンロードできます。

dp324_front_led.jpg

主な特長

  • コンプレッサー:サイドチェーン・プロセッシング用に,フルに調整可能なルックアヘッド(先読み)仕様のデザイン。
  • ゲート/エクスパンダー:ルックアヘッド(先読み)仕様のデザインにより,幅広いプロセッシング(2×PEQ,HPF,LPF)を行いながら,信号が届く前にゲートを開けることができます。
  • ダイナミック・イコライゼーション:今までに例のない斬新なコントロールを使い,選んだ周波数帯だけのコンプレッションまたはエクスパンションを行います。
  • ブリックウォール・リミッター:あわせてフィーチャーされたサイドチェーン EQ とともに,レンガでできた壁のような特性を示し,信号のピークに対して適応するルックアヘッド(先読み)仕様のディレイも加えられています。
  • 分離した ADT モジュールの付いたディレイ:ステージの左右,前後のプレーヤーの区分けができます。
  • EQ:6 つのフル・パラメトリックの各帯域を持ち,High/Low シェルビングの切り替えができます。特性の選べる分離した High/Low パス・フィルター付き。
  • ハーモニクス・ジェネレーター:暖かみのあるチューブ・サウンドをシミュレートします。

定評ある EQ,リミッティング・アルゴリズムを使った,真のデジタル・プロセッシング。そして,それ以外のセクションでは,まったく新しいアルゴリズムを採用し,SiDD はその絶対精度の高さ,完璧なまでのステレオ・トラッキング特性と相まって,比類のない高品位な音質を提供します。
DP226 シリーズが切り開いてきた道のりを歩み続けながら,SiDD の持つパワーのすべてに対して,アクセス,コントロール,モニターがしやすくなっています。

メイン・セクションのそれぞれのアクセス・キー,拡張されたディスプレイ,複数のロータリー・コントロールによって,SiDD の操作はわかりやすくシンプルになっています。
設定状態の保存/呼出しは,組み込んであるプリセットのライブラリーで簡単に行え,好みの設定に調整し直すこともできます。ライブ用のセットアップ時の援用に役立つ,3 種類のモードも含まれています。
また,操作上の誤解や混乱を防ぐため,必要なものだけディスプレイに表示されます。

DP324 の内部構成の説明

1. Input セクション

peq.jpg

  • アナログ,デジタルの選択
  • GAIN:ヘッドルーム・メーター付き,入力ゲイン
  • High/Low Pass:1/36 オクターブ・ステップで 10 Hz から 16 kHz。1/36 オクターブ・ステップで 35.1 Hz から22 kHz
  • パラメトリック・セクション(6):19.7 Hz から 20.2 kHz まで,Q = 0.4〜128,-25 dB〜+15 dB(0.1 dBステップ)
  • Delay & ADT:21 μs ステップで 300 ms まで設定可能。個別の 100 ms の Delay。0.5 dB ステップで Gain を OFF〜0 dB まで可変
  • Harmonics:2 次,3 次高調波ジェネレーター

2. ダイナミック EQ モジュール

dynamic_eq.jpg

操作モードを選びます(カットまたはブースト,スレッショルドの上または下)。選んだ周波数帯のダイナミック・アクションをメーター表示させながら,アタック,リリース,レシオのフル・コントロールが可能。
さらに,Windows ソフトウェアを使って,どの操作ポイントにおいてもダイナミック EQ の効き具合を表示させられます。表示されたボールがバウンスして,設定したスレッショルドに対する現在の入力の関係をあらわします。

3. ゲート/エクスパンダー・モジュール

gate.jpg

幅広いサイドチェーン・プロセッシングのための HPF/LPF,2 つのパラメトリックを含め,期待されている機能のすべてが盛り込まれています。問題を生じやすいエリアで LISTEN を押すと,元の位置に戻すためにキー信号がモニターできるようになります。Windows ソフトウェア内の追加の情報は操作ポイントにおけるバウンスするボールだけでなく,サイドチェーン全体の周波数特性も表します。表示されたコントロールはゲートまたはエクスパンダーのモードによって自動的にアップデートされます。

4. コンプレッサー・モジュール

comp.jpg

可変できる SiDD 独自のニー特性を持った調整可能なルック・アヘッド(先読み)仕様のデザインであり,周波数に重きをおいたコンプレッションを行うために,2 つのパラメトリック・サイドチェーン・フィルターが利用できます。Windows ソフトウェア内の追加の情報は操作ポイントにおけるバウンスするボールだけでなく,サイドチェーン全体の周波数特性も表します。伝送機能のディスプレイはニー・コントロールを変えたときの効き具合をさらに表示します。

5. リミッター/ピーク・リミッター

limiter.jpg

“ブリックウォール・リミッター” は,ルック・アヘッド(先読み)仕様のデザインであり,オーバーシュートしないように信号のピークを抑えます。また,2 つのパラメトリック・サイドチェーン・フィルターが利用できます。

6. Output セクション

delay.jpg

前後関係に敏感なサイドチェーン・リッスンも含まれています。ディレイも内蔵。

Windows ソフトウェアの詳細

  • スクリーン・レイアウトのカスタマイズ:スクリーン上のレイアウトはカスタマイズでき,選んだデバイスに対応する必要なものだけ表示できます。ユーザーは現在調整中のユニットのウィンドウすべてを表示する「チャンネル・ウィンドウ」に加えて,レイアウト設定画面を 7 個まで持つことができます。
  • SiDD ソフトウェア:SiDD ソフトウェアの最も魅力あふれる機能の 1 つはボールがバウンスして表示するメーターです。これはリアルタイムで動作し,どのダイナミックス・モジュールについても,スレッショルドに対する入力レベルを表示するものです。ですから,スレッショルドの設定がわかりやすく行えます。ステレオ・チャンネルの場合。色の違う 2 色のボールがカーブ上に現れるため,チャンネル相関のモニターが簡単に行えます。
  • 32 台までのコントロール:SiDD ソフトウェアの開発に加えて,1 系統の RS485 で長距離接続を行って 32 台までのプロセッサーのコントロールができるようになっています。最初の SiDD ユニットは他の外部機器を必要とせずに,ラップトップ PC からの RS232/RS485 コンバーターとして使われます。
  • 変更内容を即座に PC に反映:他のソフトウェア・パッケージと異なり,SiDD コントロール・ソフトウェアは,全二重通信に準じたプロトコルを採用しています。これは,接続されているすべての SiDD ユニットの変更内容は PC にすぐ反映されることを意味します。そして PC 上の変更内容によってコントロール中の SiDD ユニットはアップデートされます。
  • 多くの機能でも使いやすく:コントロールの機能が多いと混乱することもあります。SiDD はつねに PC に変更内容を知らせ,ボタンを押したり調整操作を行うと,関係するコントロール・ウィンドウがスクリーン上の手前に現れます。
  • グラフとコントロール類:グラフとコントロール類はリアルタイムでアップデートされ,すべてのセクションのメーター表示が,図のようにオーバーオールのチャンネル・ゲイン・リダクションを含めて,なされるようになっています。
  • カーブ・ドラッギングのサポート:AudioCore での場合のように,すべての周波数特性カーブが即座に反応するだけでなく,どのダイナミクス・モジュール上でも正確でシンプルなスレッショルド・ポイントの設定が行えるようにするため,すべての伝送機能カーブはカーブ・ドラッギングをサポートしています。

仕様

  • 入力:2 アクティブ・バランス・タイプ 24 ビット(トランス付はオプション)。内部信号パス 40 ビット
  • 出力:4 アクティブ・バランス・タイプ(AES/EBU I/O はオプション)
  • 内部信号パス:40 ビット
  • ダイナミック・レンジ:> 110 dB
  • 最大動作レベル:+21 dB
  • メーター表示:入力 7 LED,出力 7 LED,Dynamic EQ 6 LED,Expander/Gate 5 LED,Compressor 7 LED,Limiter 5 LED
  • 電源:110/220V ±15%,50/60 Hz
  • インターフェイス:RS-232,RS-485,MIDI,PCカード
  • 寸法・重量:W 482 × H 44 × D 300 mm,3.5 kg

DP324 ユーザーのコメント

  • Metallica(US ツアー)── Mick Hughes:また xta が魅力あふれる新製品を出した。何でもできてしまうということは,業界の他の製品にとって手強いライバル出現といえる。
  • Dark Star(Glastonbury)── Rob Coles:DP324 は送られたデータの通りになる。
  • Leftfield(UK,ヨーロッパ・ツアー)── Garry Young:今まで聴いた中で一番速くて透明な音がするゲートだ。
  • Apollo ── Garry Young:温もりのあるボトムエンド,それにクリーンなトップエンド。私がシステム・プロセッサーに求めるすべてが入っている。
  • Robert Plant ── Rick Bailey:SiDD が新しい業界標準のダイナミクス・プロセッサーになると信じている。
  • Club 2000 Ibiza ── Forefront Audio ── Jim Mills:音質については他に比べるものがない。いままで使った中で一番幅の広いプロセッサーだ。