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RIEDEL『Bolero』を最多使用した《ヒルソング・カンファレンス》

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原文公開:2017-07-27

RIEDEL 最新ワイヤレス・インカム・システム『Bolero』とリアルタイム・ネットワーク『MediorNet』は,シドニーのクードス・バンク・アリーナ[Qudos Bank Arena]で7月4〜7日に開催された二万二千人以上が参加する宗教的な集会《ヒルソング・カンファレンス[Hillsong Conference]》でのクルーのコミュニケーションに重要な役割を果たしました。

アリーナとバックステージに展開する制作チームのメンバーたちに 55 台の『Bolero』ベルトパックが渡された同カンファレンスは今までで世界最大級の『Bolero』使用例となっています。また,40 個の『MediorNet』ノードが全制作場所に音声/映像/データの統合通信バックボーンを提供しました。

《ヒルソング》の音声長 Ricki Cook 氏は次のように語っています:「『Bolero』は無線通信への確信を取り戻してくれました。市販されている他の製品にこのカンファレンスでの『Bolero』の水準で動作するものはありませんから。簡単に言えば『MediorNet』は物事をシンプルにしてくれます。アブストラクション・レイヤーとして,また全参加企業や部門間のバックボーン・インターフェイスとして『MediorNet』を使うという決定は,即ち音声/コミュニケーション/映像間のルーティングの追加や変更が素早く簡単に行えるということを意味します」。

《ヒルソング・カンファレンス》はヒルソング教会が後援する3回の大規模な年次カンファレンスの1つで,キリスト教徒の世界的な集会です。RIEDEL の技術チームは『MediorNet』ノードをクードス・バンク・アリーナ全体に展開させ,包括的な監視を提供すべく『MediorNet MultiViewer』も統合しました。

トラックのドアを開いてわずか5時間以内に 1,000 Gbps 以上のルーティング容量を持つ『MediorNet』ネットワークが敷設・起動され,ライブと放送の全映像信号を 14 本のマルチコア光ファイバー・ケーブルを介して,カメラからスクリーンへ伝送・ルーティング・処理しました。バックボーン全体は RIEDEL チームによって集中的に監視・制御されました。

インカムに関しては,同チームは『Bolero』ベルトパックと RIEDEL『1100』シリーズ・パネルと『SmartPanel』コントロール・パネルのために 200 個以上の『Artist』デジタル・マトリクス・ポートを用いました。『Bolero』の独自「ADR(Advanced DECT Receiver)」のおかげで,メイン・アリーナ全体の通信は1つのアンテナ位置から簡単に扱えました──市販の他のインカム・システムでは達成不可能な機能です。

「『MediorNet』と『Artist』と『Bolero』の組み合わせは《ヒルソング・カンファレンス》のような複雑で巨大なイベントに関しては本当に最強です」,と現地 RIEDEL 技術チームのリーダーを務めた RIEDEL 技術運営マネージャー Chris Johnson。「《ヒルソング・カンファレンス》制作の志は高く,スケジュールは極めてタイトです。つまり私たちは即座に運用開始できる必要があり,イベント中に発生する変化に素早く反応できなくてはならないということです」。

「システムのバックボーンとして『MediorNet』がありましたので,私たちは根本的な信号分配の変更もマウスを数回クリックするだけで行えました。『Artist』と『Bolero』は完全に一体化されています。つまり,私たちは『MediorNet』フレームを使ってどんな場所でも素早く有線および無線通信を設定できるということです。何よりも,『Bolero』は難しい場所でも高品質のワイヤレス通信をとても簡単で信頼性あるものにしてくれる卓越した RF 性能を持っています」。

Riedel Australia のジェネラル・マネージャー John Bell は次のように付け加えています:「《ヒルソング・カンファレンス》は世界で技術的に最も進んだライブ・イベントの1つであり,その優秀なチームは制作のすべての面において優れたものを探究しています。ドイツ本社の RIEDEL チームは倦むことなく作業して『Bolero』を間に合うように届けて地元シドニー・チームをサポートし,《ヒルソング》がこの世界級のイベントを制作するのを支援しました」。