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スペイン版《Big Brother》リアリティ・ショーでの RIEDEL『MediorNet』

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原文公開:2017-03-23

スペインの人気リアリティ・ショー《Gran Hermano VIP》[Big Brother VIP]の第5シーズンでは RIEDEL『MediorNet』リアルタイム・ネットワークが舞台裏で重要な役割を演じています。

70 台以上のカメラからの映像信号と4台のミキシング・コンソールからの音声信号が動き回るマドリッド近郊の〈Gran Hermano VIP House〉のロケ現場では『MediorNet』がリダンダントな分散型信号ルーティング/伝送インフラを提供。世界的な《Big Brother》フランチャイズのスペインのセレブ版としての《Gran Hermano VIP》は今シーズンが1月に始まっています。

『MediorNet』ネットワークを設計して〈Gran Hermano VIP House〉に設置するために,スペインの放送機材/ソリューション・プロバイダー「Crosspoint S.A.L.」社は《Gran Hermano VIP》の制作会社「Zeppelintv」(「EndemolShineIberia」の一部門)と共同作業しました。このネットワークは5台の『MediorNet Compact Pro』フレームと2台の『MediorNet MetroN』フレームと 18 台の『MediorNet MicroN』高密度メディア・ディストリビューション・ネットワーク・デバイスによって構成されます。これらの全機材は 10 Gbps の光ファイバー・ネットワークで結ばれて分散型ルーティング・マトリクスを作ります。

「私たちは《Gran Hermano VIP》のためにかなり複雑なネットワーク化要求を出しました。ネットワーク・トポロジーは部屋から部屋へと動き回る複数の出演者と一緒にショーを行うのに必要な全入出力を扱える必要がありましたし,私たちがそこから全カメラを同期させることができるような単独のシステムも必要でした」と Zeppelintv のテクニカル・ディレクター José Luis Gacal 氏。「昨年の別の制作で使いましたので RIEDEL『MediorNet』ならばこの番組に求めていた柔軟性と信頼性と使い易さを提供できるだろうことは分かっていました。『MediorNet』のモジュラー方式も高く評価しています。別タイプの制作に合わせてコンポーネントの使い道を変更したり,ネットワークを構成し直したりできますからね」。

「《Gran Hermano VIP》では他の何十ヶ国での《Big Brother》番組と同じ形式に従って,競技者つまり「ハウスメイト」たちのグループが外界から遮断された特別製の一軒家の中で共同生活します。《Gran Hermano VIP》でのひねりはこの競技者がスペインの有名なセレブであることです。〈Gran Hermano VIP House〉での滞在中,競技者たちはライブ TV カメラと様々なマイクによって常時モニターされています。

全部で 70 のカメラ・ソースから信号を収集するべく〈Gran Hermano VIP House〉内の5つの戦略的な位置に『MediorNet Compact Pro』フレームと『MicroN』フレームが配置されています。『MicroN』デバイスはカメラ信号を PAN/TILT およびカメラ制御データとマルチプレクスし,それを数本の 10G 光ファイバー・リンクを介してマシンルームに送ることができます。これは『MicroN』でなかったら太くて重い銅ケーブルの束を必要とするような仕事です。『MediorNet』ネットワークは4台のミキシング・コンソールから MADI インターフェイスを介して入力される音声チャンネルがあるオーディオ・ルーターとしても機能します。さらに,《Gran Hermano VIP》の制作では RIEDEL『RockNet』リアルタイム音声ネットワーク装置を用いてアナログ音声入出力を追加しています。

マシンルーム内では1台の『MetroN』フレームが全ファイバー・リンク用のルーティングを行い,信号をビジョン・ミキサーに出力しています。第二の『MetroN』がフルリダンダンシーを提供するバックアップとして機能します。リダンダンシーは,光ファイバーの1セットが吊り天井内を,もう1セットがは地下を通る二重の光ファイバー経路によってもネットワークに組み込まれています。このセットアップによって,『MediorNet』は万一ネットワーク・エラーが生じたときに信号を再ルーティングする能力を獲得しています。

「8つの同時プログラム・フィードを抱える毎日 24 時間不休の挑戦的な制作ですから,故障している余裕は文字通りありません。《Gran Hermano VIP》では『MediorNet』は沢山の複雑な技術上の難点を解決して,他のタイプのリアリティ・ショーのモデルにもなり得る信頼性が高く管理しやすいフルリダンダント・ネットワークを作り出しています」と Riedel Communications 南欧担当ジェネラル・マネージャー Maribel Roman は語ります。「光ファイバー・ベースの『MediorNet』ネットワークによって《Gran Hermano VIP》の制作はこの家に敷設したケーブルの量と重さと費用を劇的に低減できました。また,『MediorNet』の強力な信号伝送と一体化された処理機能のおかげで,この制作は,カメラのフレーム同期やエンベディング/ディエンベディング,イーサネット・ベースのカメラ制御すべてを単一システム内で扱う能力を獲得できました」。