ブラジルの「Audio Porto」スタジオ,メイン・モニターとしてPMCを設置

原文掲載:2017-08-14

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ブラジルの都市ポルト・アレグレに最新鋭の録音施設を作るという個人的な夢を実現すべく,プロデューサー/エンジニアRafael Hauck氏は新たなスタジオ「Audio Porto」にPMC『MB2 XBD』モニターを購入しました。

このモニターはこの施設のメイン・コントロール・ルームに設置され,この部屋はライブ・ストリーミング用の光ファイバーによるインターネット接続を備えた広いライブ・ルームを含む5つのレコーディング・スペースにリンクされています。Audio Portoには第2の小さめのコントロール・ルーム,そしてライブ・ギグやプレゼンテーション,講習会やイベント用のステージを備えた250席のラウンジ・エリアもあります。

Rafael Hauck氏はロンドンのMetropolis Studiosで『MB2 XBD』システムを聴き,次いでさらなるデモのために英国内のPMC施設を訪問してからPMCモニタリングを選択しました。

「私はすぐさま病みつきになってしまいました」と同氏は説きます。「このシステムがまさにAudio Portoに欲しかったものであることにすぐに気付いたのです。これは私が聴いたことのある中で疑いなく最も真実を告げてくれるシステムです。プログラムの変化に応じて,ローエンドのスピーカーが物理的に素早く反応するので,このシステムのサウンドはどんな音圧レベルでも非常に正確です。ローエンドのトランジェントは驚異的です」。

Audio PortoのPMC『MB2 XBD』モニタリング・システムはブラジルでPMC製品を扱っているCarlos de Andrade氏の会社「Visom Digital」によって納品されました。このスピーカーは現在Audio Portoのメイン・コントロール・ルーム内ではステレオ用にセットアップされていますが,コントロール・ルーム内または映画のミックスに使用できるこの施設最大のライブ・ルーム内でサラウンドのコンフィギュレーションにもマウント可能です。

「プロデューサーとして私はサウンドを聴くだけではなく感じたいといつも思っていますが,これを上手くやるにはスピーカーが高い出力レベルで歪んではいけません。他のセットアップでは度々歪むのですけどね」とHauck氏は語ります。「このシステムならば,より速くクリーンなミッドとハイが得られて,耳も疲れません。ミックスはたとえ高レベルであっても完璧に保たれます。ステレオについても同じことが言えて,今まで聴いた中ではベストです。このデザインでバランスは一貫しています。この種のアレーで体験した中では一番良い位相の一貫性が得られるようにミッドとハイが上手く統合されています」。

Hauck氏の家族がクリスマス装飾品の工場を経営するのに使っていた3,000平方メートルのビルディング内にあるAudio Portoは,レコーディングとミキシングとポストプロダクションに取りかかることができるプロ用の施設です。PMC『MB2 XBD』モニター以外にAudio Portoのメイン・コントロール・ルームはEuphonix CS3000コンソールとProToolsやPyramixを収容しています。新型マイクとビンテージ・マイクの広範なコレクションやアウトボード機材,1949年製Steinwayピアノや1958 Hammond B3等の楽器,そしてずらりと並んだアナログシンセやドラムマシンもこの施設の自慢です。

Hauck氏の録音に対する興味が生まれた機会は,氏があるバンドのギタリストであり,そのバンドの最初のアルバムを録音しに地元のスタジオに行った2000年に遡ります。

「私はスタジオ・エンジニアの仕事を始めて,Luka,Armandinho,Yamandú Costa,Frank Solari,Ney Lisboa,Renato Borgheti,Da Guedes,Pauliho Fagundesのような地元のアーティストたちと仕事をする機会がありました」と氏は説きます。「私はライブ・ショーのエンジニアリングも行い,その結果,Jamie CullumやLauren Hill,Billy Paul,Easy Star All-Stars,Ziggy Marleyのような国際的なアーティストたちがブラジルを訪問した際のステージ・マネージャーや通訳として働くようになりました」。

2005年にHauck氏は自分のスタジオを開設しましたが,2008年に中断してSAE Instituteでオーディオ・エンジニアリングと制作を学ぶためにロンドンに移住しました。2011年にブラジルに戻ると,完成したと看做すにはまだするべきことがある巨大なプロジェクト「Audio Porto」の作業を開始しました。

「このスタジオはビルディングの900平方メートルを占めます。そして,やがては残りのスペースを地元のアーティストたちのための集中的なハブで文化的なセンターそしてコンテンツ制作の開始地点に変えたいと思っています」,と同氏。「ポルト・アレグレはブラジルの南部にあるウルグアイと国境を接する州です。ここはガウーショの国であり,ガウーショはとても音楽的です。イタリアとドイツの影響によって彼らの音楽はブラジルの他のところで聴くものと顕著に異なります。その結果ガウーショはこの地域内で独立した音楽産業を打ち立てたのです。Audio Portoは市場で最良のツールを提供することでこの業界にもサービスすることを目指しています」。

Audio Portoの最近のクライアントには,有名なガウーショの家出身の地元アーティストである作曲家Vitor Ramilとのプロジェクトを録音したグラミー賞獲得エンジニアMoogie Canazio氏がいます。他のクライアントとしては,MarmotaやDelicatessenのような地元のジャズバンド,Paulinho Fagundes,バンドSamba e Amor,Comunidade Nin Jitsuによるシングル,エレクトリック・ギタリストFrank Solariと,ベーシストAndré Gomes,ドラマーKiko Freitas,ギタリストCarlos Maratuをフィーチャーした彼のオールスター・バンドのためのプロジェクトがあります。 スタジオの建築作業によってHauck氏自身の音楽プロジェクトには避けがたい影響がありましたが,先頃,ブラジリアン・バンドCharlie Brown Juniorからの故ChorãoとPlanet HempからのB NegãoをフィーチャーしたComunidade Nin JitsuによるライブDVDの作業を行うことができました。氏はポルトガル語で歌われたベスト・ロック・アルバム部門のラテン・グラミー賞を獲得したIan Ramilのアルバム《Derivacivilização》のメインの4曲のマスタリングも行っています。

Rafael Hauck氏は次のようにAudio Portoのモニター・システムについての話しを結びました:「私はPMCスピーカーが大好きです。このスピーカーは作業をより楽しくしてくれましたし,この施設への投資すべてに意味を与えてくれました」。

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