2019-03-19(原文掲載:2019-02-21)

《FIS Alpine World Championships》のダウンヒル競技にハイファイ放送音声をもたらしたLAWOの『mc²96』およびAoIP

スウェーデンのオーレにあるナショナル・アリーナで2週間にわたって開催された《FIS Alpine World Ski Championships 2019》は2月17日の日曜日にスラロームの決勝戦と閉会式を持って終了しました。このイベントではダウンヒル,スーパーG,ジャイアント・スラローム,スラローム,アルペン複合,アルペン・チーム・イベントにおいて新たな世界チャンピオンたちが生まれ,またリモート制作では新生面が開かれました。

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国際的なトップ・アスリートたちが参加した《FIS Alpine World Ski Championships》は世界中のTV視聴者に放送された音と映像によっても異彩を放ちました。スウェーデン「SVT」社は音声/映像信号(80台以上のカメラから)を2本の100Gbps光ファイバー回線を介してコースからストックホルムにあるコントロール・ルームまで送ってホスト放送の制作を行い,リモート制作の能力をさらに高めたのです。

SVTはIPベースのLAWO音声リモート制作セットアップを採用して,マイクロフォン集信用に32台までのLAWO『A__mic8』AoIPノード,ストックホルムに置いた72フェーダーのLAWO『mc²96』音声制作コンソール1台,そしてリモートの追加用にオーレに置いた24フェーダーの『mc²96』1台を使用しました。すべての映像および音声の全般的な制御はLAWOの『VSM』(Virtual Studio Manager System)が扱い,このシステムは『mc²96』上の160個のAfV(Audio Follow Video)イベントのタリー・ロジック・スイッチングも提供しました。また,LAWO社は現地でのAoIPインフラのセットアップに関しても支援しました。

LAWO『mc²』シリーズ音声ミキシング・コンソールは関連する全AoIP規格(SMPTE 2110-30,AES67,RAVENNA,DANTE)をネイティブ・サポートすることによって音声/映像制作環境で最適性能をお届けするように特に設計されています。『A__mic8』ノードは複数用途や環境向けに開発されており,最高グレードのマイク・プリアンプで超低歪および雑音を提供することで音質への極めて高い要求に応えるように設計されました。LAWO『VSM』はビデオ・ルーターとスイッチャー,オーディオ・ルーターとコンソール,マルチビューワー,インターカム,その他のサードパーティー製機材を含む様々な一般的放送機材と容易に一体化される独立したIPベースの放送制御システムです。

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