2018-06-06

米国マクリーン聖書教会,LAWOのミキシング&ルーティング・システムを用いてIPに移行

マクリーン聖書教会[McLean Bible Church](MBC)は先頃,ワシントンDCにある同教会のタイソンズ[Tysons]キャンパスの施設をアップグレードするために,LAWO『mc²』コンソールと『Nova』集中ルーティング・システムを設置しました。

MBCは毎週末にフルバンドや歌手/礼拝指導者,オーケストラ,合唱団,そして様々な音声再生要素やワシントンDC周辺の他のキャンパスへの放送フィードを扱っています。アップグレードする決断での重要な検討事項は,音質,増大する入出力容量とネットワーク接続されるインフラストラクチャー,複数キャンパスや録音施設や複数言語放送のためのルーティングを管理する必要性でした。

MBCの芸術監督Marvin Haines氏は次のように語ります:「優れた音質と信頼性を提供し,また私たちの要求事項は発展し続けていますので,時間をかけて一緒に成長進化できる柔軟性を持つようなシステムを私たちは探していました。数台のコンソールを候補にしてデモしてもらいました。究極的には音質とインフラストラクチャーという2つの要因に行き着きます。部屋の中でライブのデモを行ったときに,箱から出されて直ぐにLAWOコンソールが鳴らすことができた音質に私たちは驚かされました。イコライザーをごくわずか使った各楽器とボーカルはクリアに聞こえて,ここのPAを通して実に輝くようでした。インフラストラクチャーの拡張性と柔軟性も私たちの決断での大きな要因でした。ネットワークを介して他のコンソールや機材とつながる能力を持つことは将来の特別なイベントや計画したいくつかの録音プロジェクトで役に立つでしょう」。

新たに設置されたシステムはFOHと放送ミックス任務を担う48フェーダーのLAWO『mc²56』コンソール1台とモニター・ミックス用の40フェーダーのLAWO『mc²36』コンソール1台が特長です。両方のコンソールは,LAWO『Nova73 Compact』ルーターへの光ファイバー接続によって作られたIPネットワークを介して,全ソースに独立してアクセスして制御できます。舞台上の『Compact I/O』2台,FOHに位置する追加の『Compact I/O』1台,ライブ翻訳のルーティングを提供するための『A__mic8』1台を含む数台のLAWOステージボックスがこのルーターに接続されています。

MBCのAV技術監督Tony Aiello氏が付け加えます:「ライブ・イベント中に雑音を出すアナログ・パッチベイには沢山の問題を抱えていて,このアップグレードの一部としてここの全アウトボード処理も置換し,ボランティアの人々にも使い易いレイアウトを確実に持ちたいと考えていました。私たちの古いシステムは設定を一切保存できないので同じ週の複数イベントに使うことがとても難しかったのです。今では私たちの施設中に質の高い音声を提供でき,操作を簡単にして,また複数のキャンパスや録音施設や複数言語の放送フィード用のルーティングを集中管理するためにプロダクションとスナップショットを保存できます」。

MBCの技術監督兼FOHエンジニアのJoey Burdette氏が語ります:「私の決断の要素の1つが両方のコンソールで一貫性のあるワークフローを確立できることでした。FOHとモニターのどちらでもワークフローは同じです。一貫性のあるワークフローを持つことによって,スタッフや私たちの古いアナログ・システムを使うチームの一員である必要が無いボランティアの人々を訓練するのも簡単になります」。

LAWO『mc²56』は最大888のフル装備DSPチャンネルならびに144のサミング・バスと8,192×8,192のモノ・チャンネル・マトリクス容量を備えます。このシステムは入力信号と出力信号の任意の組み合わせを任意のフェーダーにルーティングして割り当てるための高い柔軟性を提供し,Automix機能や内蔵ダイナミクスと信号処理,そしてコンソール盤面から直接割り当てと制御が可能な追加エフェクト・プラグインのためのWaves SoundGridの緊密な統合と制御機能を搭載します。LAWO『mc²36』コンソールはモニター・ミックス任務を担い,最高192のDSPチャンネルと512×512の内蔵ルーター,そして『mc²56』が提供するものとまったく同じ操作機能を装備しており,LAWO『Nova73 Compact』は集中ルーティングならびに施設内の各コンソールとステージボックスからの全入出力の共有機能を提供します。このシステム全体はコンソール盤面から直接またはソフトウェアを介して遠隔的に管理することができます。

Haines氏は次のように話しを結びました:「つねに私たちの第一のゴールであるメッセージ発信のためのライブ・サウンドと放送に関して,今まで知らなかった可能性をLAWOさんの技術は与えてくれました。そしてLAWOさんとの関係は,最新鋭かつ将来も使える優れたIP機材だけよるのではなく,顧客に対するLAWOさんのコミットメントへの深い信頼にも基づいています。私たちはこのプロジェクトをイースターの礼拝の一週間前に終える必要がありました。全機材はLAWOさんの広範な専門知識とサポートに頼れることが分かっている上で,MBC自身のAVインストール・チームによって設置されました」。