2017-01-12

ハンブルクのエルプフィルハーモニー・オペラハウス,LAWOコンソールと共にこけら落とし

10年間続いた建築工事が終わり,待望の瞬間が2017年1月11日に訪れました。ルネッサンスから現代に至る音楽の旅を演目に,北ドイツ放送(NDR)のエルプフィルハーモニー交響楽団が首席指揮者トーマス・ヘンゲルブロックの下,ハンブルクの新たなランドマークとなる建物内の壮麗な大コンサート・ホールのこけら落としを行ったのです。

このコンサートはドイツの公共放送局「北ドイツ放送Norddeutscher Rundfunk」によって演奏会場と同じ建物にあるオーディオ・コントロール・ルームからLAWOのミキシング用『mc²66』音声制作コンソールを使って録音・放送されました。

一流のソリストたち──パヴォル・ブレスリク[テノール],サー・ブリン・ターフェル[バス・バリトン],フィリップ・ジャルスキー[カウンターテナー]ならびにNDRとバイエルン放送局の合唱団が,ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン,ベンジャミン・ブリテン,ベルント・アロイス・ツィンマーマン,リヒャルト・ワーグナーの作品そして現代作曲家ヴォルフガング・リームの作品の初演を含むプログラムによってこのイベントを極上の聴く楽しみで満たしました。

生中継と録音両方のためのサウンドはエルプフィルハーモニーの施設内にあるNDRのオーディオ・コントロール・ルームでミックスされました。このスタジオは,この『mc²66』コンソールを,RAVENNAを使う『Nova73』ルーターを介してさらに5台のLAWO『mc²36』コンソール(大ホールと小ホールとホール3内でのサウンド・ミックスに使用)および『DALLIS』I/Oシステムとネットワーク化するというオーディオ・コンセプトの一部を形作るものです。全オーディオ・コンソールはこのインフラによって建物内の全『DALLIS』ユニットへのアクセスを持つことができ,協調的なアクセス権限管理が得られます。このコンセプトでは複数のホールから並行して生放送を行うためにエルプフィルハーモニーの複合施設内のRAVENNAネットワークを使ってNDRのOBバン(現在はNDR Ü42)との連結が可能です。

このオープニングに招かれた多数の賓客には,ヨアヒム・ガウク独大統領,アンゲラ・メルケル独首相,オーラフ・ショルツハンブルク市長といった面々もいました。NDRはこの祝祭イベントとコンサートのライブをテレビとラジオの視聴者に向けて,またウェブサイトを通じて(www.NDR.de)放送しました。