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Slim Line:8-Channel Level Magic™ Surround Audio Processor - D*AP8 TAP EDITION

8 つの処理チャンネル,3G SDI,Dolby® サポート,そしてオプションでラウドネス・ロギング機能を備える『D*AP8 TAP EDITION』はリアルタイムの放送送出環境における自動的でインテリジェントなラウドネス管理のための理想的なソリューションです。『Level Magic™』は世界中のラウドネス規格等への適合を保ちながら優れた音質を確保します。

D*AP8 TAP EDITION (front view) Junger Dap 8 Rear

『D*AP8 TAP EDITION』オーディオ・プロセッサーは ITU-R BS.1770 規格(1,2,3)を含む現行のあらゆるラウドネス勧告ならびに推奨慣行 ATSC A/85 (2011/2013),ARIB TR-B32,Free TV OP-59,Portaria 354,EBU R128 に準拠した自動的かつ適応的なラウドネス管理を提供します。

概説

『D*AP8 TAP EDITION』オーディオ・プロセッサーは 8 チャンネルまでの音声(4×2,5.1+2)用のラウドネス制御とダイナミック・レンジ処理を装備します。5.1 ダウンミックスとアップミックス機能,洗練されたフェイルオーバーとボイスオーバー・システムと共に,メタデータ管理を含む音声デコーディングとエンコーディング(Dolby® E,Dolby® Digital Plus,Dolby® Digital,AAC,HE-AAC v1/2)もオプションで利用できます。

ダイナミック・レンジ制御と『Level Magic™』
独自のマルチループ原理原理に基づく『Level Magic™』アルゴリズムは,カラーレーションやポンピングや歪や変調効果のない優れた音質を備えた適応的ワイドバンド・ラウドネス制御を提供します。『Level Magic™』は次の 3 つの主要ゲイン変更要素を組み合わせています:

  • 適応的 AGC
  • トランジェント・プロセッサー
  • 歪のないトゥルー・ピーク・リミッター

適応的ダイナミクス・セクションにはエクスパンダーとアップワード・コンプレッサーがあります。

『Spectral Signature™』
Jünger Audio の『Spectral Signature™』ダイナミック・イコライザーはコンテンツのスペクトル・バランスの適応的制御を可能にする強力かつ創造的なツールです。『Spectral Signature™』は入力される音声を分析してそのスペクトル構造を既定の「リファレンス」カーブと比較します。これによって,一貫性のある音の印象と音色バランスを達成するために必要な場合にのみ動的な EQ 補正を適用できるようになります。『Spectral Signature™』は『D*AP8 TAP EDITION』の標準機能です。

ラウドネス計測とロギング
地域の規制に適合するようにオプションの『J*AM』ソフトウェアによってラウドネスとトゥルー・ピーク・レベルを計測できます。既定の限界値を超えると SNMP または GPI/O のアラームを発するようにすることもできます。入力レベル対出力レベルのリアルタイム・プロットを表示でき,結果をネットワーク内の任意の位置にあるデスティネーション・フォルダー内に記録できます。ログ・ファイルのアナライザーは履歴データを簡単に読めるようにオリジナルのプロットを再構成します。

ステレオから 5.1 へのアップミックス機能
ステレオ音声と 5.1 音声コンテンツの混ざったものを放送する際,サラウンド音場がステレオになったり戻ったりするのは視聴者が煩わしいと感じる可能性があります。一定のサラウンド聴取を保つために本機はステレオのみのコンテンツを検出して自動的に 5.1 へとアップミックスするように設定できます。既存の 5.1 コンテンツは何もされずに通り抜けます。

システム統合
本機を放送制御システムに組み込んで操作することができるように,全システム・パラメーターはリモート・アクセスに対応しています。先進的なビルトインの Event Management ツールによって,オプションの『X*AP RM1』リモート・パネル上のホットキーや,8 個のオンボード GPI/O や Ember+ 制御プロトコルを用いたネットワーク・コマンドによるパラメーターのプリセットの読み込みが可能になります。これは個々の処理をプログラムに適用するユーザーに役立つもので,規制準拠と非準拠の音声を効率よく受け容れるための,良く管理されたラウドネス制御の重要な機能です。

ウェブ・コンフィギュレーション
ウェブ・インターフェイスによってネットワーク内の任意の地点から簡単で直感的なセットアップとコンフィギュレーションが行えます。大半のパラメーターは「一度設定したら忘れて構わない」という原則に基づいていますので,初回では少数の設定のみで数分のうちに準備を完了してオンエアを開始できます。参照用にオンスクリーンのメーター表示と計測が簡単に利用でき,専用の「モバイル」ユーザー・インターフェイスはタブレットやスマートフォンのような小型のディスプレイ向けに特化されています。

インターフェイスとシステム・セキュリティ
音声入出力はオンボードのネイティブ AES3 からオプションの 3G SDI にわたり,映像遅延や MADI,Dante™ Audio-over-IP,アナログも含みます。パワー・フェイル・バイパス・リレーは標準装備されており,デュアル・リダンダント電源ユニットと SNMP を実装した本機は 24 時間年中無休の放送やコンテンツ配信施設にとって最大限の安心・安全を確保します。

D*AP8 TAP EDITION Feature Set
『D*AP8 TAP EDITION』の機能セット

主な特長

D*AP8 TAP EDITION Processing Block Diagram
『D*AP8 TAP EDITION』の処理ブロック・ダイアグラム

  • D*AP8 TAP EDITION:D*AP8 ベース・ユニット + TAP 機能セット
  • ITU-R BS.1770(全バージョン),EBU R128,ATSC A/85,ARIB TR-B32,Free TV OP-59,Portaria 354 に準拠した『Level Magic™』ラウドネス管理
  • 『Spectral Signature™』ダイナミック EQ
  • 5 バンド・パラメトリック EQ
  • サラウンド・アップミックス機能
  • コンプレッサーとエクスパンダー/ゲートを備えたダイナミクス機能
  • ボイスオーバー機能
  • オプション:音声のエンコーディング/デコーディング:Dolby® Digital Plus,Dolby® Digital,Dolby® E,Pro Logic II,AAC,HE-AAC v1/2
  • Dolby® メタデータ生成,管理,エミュレーション
  • オプション:ラウドネス・ロギング・ソフトウェア(J*AM)
  • オンボードのインターフェイス:4×AES/EBU I/O,Sync in,Sync out,Metadata I/O,8 GPI/O
  • I/O モジュール接続用スロット 2 基(例えば 2 本の SDI ストリーム)
  • オプション:エンベッド音声管理(最大 2 本の SDI ストリーム)
  • ウェブ・ブラウザーを用いたセットアップと制御のためのイーサネット接続
  • ネットワークまたは GPI/O を介する外部制御
  • パワーフェイル・バイパス・リレー
  • 19 インチ 1RU のデバイス,リダンダント電源

アクセサリー