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Slim Line:2-Channel Voice Audio Processor Edition - D*AP4 VAP EDITION

デュアル・モノまたはステレオで動作する『D*AP4 VAP EDITION』は声の音声から一貫性のある最大限の質を引き出すための一連の専用音声処理を備えています。柔軟な入出力オプションには AES,アナログ,3G SDI,MADI,Dante™ Audio-over-IP,高品質マイクプリ・アンプがあります。

D*AP4 VAP Edition (front view) Juenger DAP 4 VAP Rear

ラジオ放送や TV のボイスオーバーや音声ポストプロダクション等の用途を狙った『D*AP4 VAP EDITION』は,声の音質と精度がプログラムごと,そして毎日いつでも確実に保たれるように設計されています。

概説

『D*AP4 VAP EDITION』は 2 チャンネルのボイス信号経路ならびにスタンドアローンのボイス処理や声とプログラム素材の自動または手動の統合を行うためのステレオのプログラム経路を備えています。オプションのマイクプリ・アンプがあれば声全体への完璧な制御を保つために専用ボイス経路に直接入力を行うことができます。オンボードの信号処理は以下のものが含まれます:

M/S マトリクス
制作ツールとして,M/S マトリクスは互いに近接配置された 2 本のマイクを使って可変幅のステレオ録音を行うときに用いられます。

フェイズ・ローテーター
フェイズ・ローテーターは音声波形のバランスの悪さを自動検出して,不要な下流の処理を発生させる可能性のあるトランジェントを防止するために対称性を復元します。

ディエッサー
ディエッサーは声に含まれる過剰な子音の影響を大幅に低減させます。

パラメトリックおよびダイナミック EQ
5 バンドのパラメトリック EQ が,スペクトル・バランスの適応的制御が行える強力かつクリエイティブなツール『Spectral Signature™』ダイナミック・イコライザーと組み合わされます。入力される音声は分析されて,そのスペクトル構造が既定の「リファレンス」カーブと比較されます。これによって一貫性のある音の印象と音のバランスを達成するのに必要な場合のみ動的な EQ 補正を適用することが可能になります。

ダイナミクス
従来のアップワード・コンプレッサー以外に,スレッショルドに基づくダウンワード・コンプレッサーも含まれています。両方のタイプは入力される音声の構造に基づいてタイミング・パラメーターを適応的に調節します。エクスパンダー/ゲートが低レベルのノイズを効率よく,人工的な副産物を発生させることなく,除去します。

ボイス・レベラー
声のパーツをプログラムの他の要素と組み合わせる前にボイス・レベラーを使って処理することでラウドネスに基づいた番組作りを支援できます。

ボイスオーバー
ボイスオーバーは連続するアナウンスや映像の解説のような場合に自動ダッキングで声とプログラム・コンテンツの滑らかな一体化を提供します。

『Level Magic™』ラウドネス管理
独自のマルチループ原理に基づくオプションの『Level Magic™』アルゴリズムはカラーレーションやポンピングや歪や変調効果のない優れた音質を備えた適応的なワイドバンド・ラウドネス制御を提供します。オプションの『J*AM』ソフトウェアは入力レベル対出力レベルを表示し,長期的な値をネットワーク内の任意の位置にあるデスティネーション・フォルダーに記録することができます。

システム統合
全システム・パラメーターはリモート・アクセスに対応していますので本機を放送制御システムに組み込んで遠隔操作することができます。先進的なビルトインの Event Management ツールによって,オプションの『X*AP RM1』リモート・パネル上のホットキーや,8 個のオンボード GPI/O や Ember+ 制御プロトコルを用いたネットワーク・コマンドによるパラメーターのプリセットの読み込みが可能になります。これによって各ユーザーに個々の設定を割り当てて,即座に呼び出すことが簡単に行えます。

ウェブ・コンフィギュレーション
ウェブ・インターフェイスによってネットワーク内の任意の地点から簡単で直感的なセットアップとコンフィギュレーションが行えます。参照用にオンスクリーンのメーター表示と計測が簡単に利用できます。

モバイル・ユーザー・インターフェイス
専用の「モバイル」ユーザー・インターフェイスはタブレットやスマートフォンのような小型のディスプレイ向けに特化されており,ユーザー・プロフィールあるいは Cough Cut や Voice Over 等の頻繁に必要になる機能への素早いアクセスを提供します。

インターフェイスとシステム・セキュリティ
音声入出力はオンボードのネイティブ AES3 からオプションの 3G SDI にわたり,映像遅延や MADI,Dante™ Audio-over-IP,アナログや高品質マイク・プリアンプも含みます。パワー・フェイル・バイパス・リレーは標準装備されており,デュアル・リダンダント電源ユニットと SNMP を実装した本機は 24 時間年中無休のラジオ/テレビ放送や音声制作施設にとって最大限の安心・安全を確保します。

D*AP4 VAP EDITION Feature Set
『D*AP4 VAP EDITION』の機能セット

主な特長

D*AP4 VAP EDITION Processing Block Diagram
『D*AP4 VAP EDITION』の処理ブロック・ダイアグラム

  • 『D*AP4 VAP EDITION』:『D*AP4』ベース・ユニット + VAP 機能セット
  • デュアル・モノまたはステレオのボイス・チャンネル・コンフィギュレーション
  • ボイス・チャンネル以外に 2 チャンネルのプログラム経路
  • ボイス処理に特化したアルゴリズム
  • 洗練されたユーザー・プロフィール管理
  • ディエッサー
  • 5 バンド・パラメトリック EQ および『Spectral Signature™』ダイナミック EQ
  • アップワード/ダウンワード・コンプレッサーとエクスパンダー/ゲートを備えたダイナミクス機能
  • ボイス・レベラー
  • ボイスオーバー機能
  • トゥルー・ピーク・リミッティング機能
  • オプション:現行のあらゆる規格や勧告に準拠する『Level Magic™』ラウドネス管理
  • オプション:ラウドネス・ロギング・ソフトウェア『J*AM』
  • ウェブ・ブラウザーを用いたセットアップと制御のためのイーサネット接続
  • ネットワークまたは GPI/O を介する外部制御
  • パワーフェイル・バイパス・リレー
  • 19 インチ 1RU のデバイス,リダンダント電源

オプション