Mat Playford - UK

2017-03-13

DJ 兼プロデューサー Mat Playford 氏の英国ダンス・ミュージック・シーンの頂上への着実な登攀はわずか5歳のときに始まったと言えます。母親が開いていたダンス教室の「テープ・オペ」として幼い Playford 氏は出掛けて教室のための音楽を選ぶことを楽しんでいました。そして近しい親戚からヤマハ CS80 シンセサイザーとハモンドオルガンをもらうとその先は一直線でした。90 年代中頃にリーズ音楽大学を卒業した Playford 氏はリーズにとどまって自身のスタジオとレコード・ショップを経営し,その後様々な制作やイビサ島のクラブ〈Space〉での7年間の住み込みに乗り出しました。

今は英国の南海岸に落ち着いた Playford 氏の太陽発電装備が印象的なスタジオが氏の GENELEC『8040』モニターと『8010』モニターの本拠地となっていますが,彼の GENELEC との最初の出会いはずっと早くにありました。

「90 年代後半と 00 年代初頭,ちゃんとしたスタジオには『1031』モニターや『1032』モニターが必ずあり,業界の主だった人たちは皆1ペア持っていました。当時録音をしていたロンドンの「Roundhouse Studios」にはプログラミング・ルームが 12 あってそのどれもが『1031』を備えていましたね。ですからお金が入るようになってまず手に入れたのが GENELEC でした」。

Playford 氏はハウス・ミュージック用にボトム・エンドにクリアさとディテールの両方を備えた色付けのないリファレンスを提供できるスピーカーを求めていますが,GENELEC に惹かれたのは音質だけではなかったことを告白しています:「Roundhouse では NS10 のコーンをわずか数ヶ月内に4回飛ばしてしまいましたから GENELEC スピーカーの保護回路は絶対に素晴らしいです。アナログ・キーボードを沢山鳴らすので周波数が馬鹿げたことになっています──野獣の背に乗るようなものですね。12 年間毎日赤いピーク・ランプが点灯してきたことを考えると,GENELEC が随分長いこと保ってるのが信じられないですよ」。

Playford 氏のメイン・モニターは『8040』(耐久性はこれをかなりの高さから落としたスペインの航空会社の荷物係によっても試験済み)ですが,『8010』はスタジオ中を動き回ることのできる,そして作曲するときに「音楽に浸れる」ことができるようにする衛星として機能しています。Playford 氏のリミックスはすべて自身のスタジオ内で行われますが,最新アルバム・プロジェクトは GENELEC『1034』でのミキシングのために友人のハウス DJ,Steve Mac のブライトンにあるスタジオに持ち込まれました。『8010』と『8040』は室内音響補正なしにそのまま鳴らされています。「部屋を「学習」することを固く信じていますし,クラブの環境内で良い音がすることが分かっているレコードをいつも基準にしています」と語る氏ならではです。

2013 年のアルバム《Too Big to Fail》と 2016 年の曲《ISON》は DJ Magazine awards にノミネートされていますが,Playford 氏の創作意欲は旺盛で 2017 年後半にリリース予定のニュー・アルバムも準備を整えています。

Playford 氏のトラック・セレクションをチェックして氏が GENELEC スピーカーをどのように使って来たかをお聴きください。