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ヒューストンの Alley Theatre の音響監督,PSA の『EMBRACE™』を高く評価

原文の公開:2016-11-01
ヒューストンの Alley Theatre

Point Source Audio®(PSA)はこの6箇月間に行われた多数のプロダクションにおいて同社の新製品『EMBRACE』イヤーマウントがどのような働きを見せたかについて,『EMBRACE™』の初期ユーザーの一人のコメントを発表しました。

古典的な名作や忘れられた現代劇や新作戯曲といった幅広く独創的なプロダクションを行っているヒューストンの「Alley Theatre」(https://www.alleytheatre.org/)の音響監督 Pierre Dupree 氏は,PSA 社の特許申請中『EMBRACE™』イヤーマウントは「同じ重さの金の価値」があると言っています。
どこで上演しようとも今では 15 人の専属俳優からなる劇場のキャスト各人にはカスタム・マイクが割り当てられています。劇場でのマイキング技術に精通している Dupree 氏によると,これは「『EMBRACE™』が完璧にカスタマイズでき,素早く組み上がって耐久性があり,そして何よりもウチの役者さんたちが惚れ込んでいる」から可能になっているとのことです。

トニー賞を獲得したこともある Alley Theatre はテキサス州ヒューストンの中心街にある室内劇場で,2015-2016 年のシーズンでは 500 以上の上演回数を誇ります──これはヒューストンの劇場街の他の舞台芸術団体すべてのものの合計よりも多い上演数です。
2014-2015 年のシーズンには 1968 年の開設以来初の大掛かりな改修を4億 6500 万ドルをかけて行った同劇場には,774 席を持つメイン・ステージ「Hubbard Theatre」と,より親密な雰囲気の 310 席の「Neuhaus Theatre」の2つの舞台があります。
氏が長年対峙してきたマイキングの難点は,劇場がこぢんまりとした作りをしているので「この小屋にはだめな席がない」ということにあると Dupree 氏は言います。つまり観客にはマイクが丸見えになってしまうのです。
役者のマイクは見えなくなるように融け込ませる必要がありますが,『EMBRACE™』を手にするまでは,役者たちと他の残りの制作チーム両方を満足させるのは簡単な仕事ではありませんでした。
この劇場で9年以上仕事をしてきている Dupree 氏はマイクを隠すための最善の方法を巡る「衣装係との無数の闘い」だったと冗談交じりに語ります。

「特に劇場にいる私たちをターゲットとした製品が出ることはなかったので,すぐに『EMBRACE™』の虜になってしまいました」と Dupree 氏は言います。「今では4つか5つのプロダクションで約6箇月,『EMBRACE™』を使って来ています」。
Alley Theatre での《真夏の夜の夢》の制作では,役者は驢馬のかぶり物を身に付けて,何度も衣装替えを行います。

真夏の夜の夢

格闘場面と舞踏が全部終わっても『EMBRACE™』が役者の耳に留まり続けていたことに Dupree 氏は感銘を受けました。
氏は『EMBRACE™』以前の日々を嘆いてみせます:「マイクを隠しながら固定しようと手持ちのあらゆるテクニックを試してみたものです──金属のイヤーループ,ヘラマンタイトン社のスリーブ,金属クリップ,プラスチックのクリップ等々,あらゆるものをです!」
正しく行おうとすると各カスタム・マイク作りには,切り出し,サイズ合わせ,成形,塗装等を含めて約 30 分を要していました。Dupree 氏によると今ではこれにわずか5分しかかからないそうです。
「私たちはベージュのものを採用しました。というのもこれが一番融通が利く色で,他の色を簡単に塗れるからです」。

PSA 社マーケティング VP の Yvonne Ho は『EMBRACE™』の製品戦略と設計意図がベストマッチしたと言います:「隠すのに最適なとても小さいラベリアですが,人間工学的な設計の結果,ヘッドセットのように着け心地が良くしっかりと保持されます」。『EMBRACE™』は現在特許申請中です。

Alley Theatre ではヒューストンにやって来るイベントやプロダクションの上演が目白押しです。「仕事をご一緒しているサウンド・デザイナーさんたちはますます PSA ブランドを求めるようになってきていますので,そういった要求に応えるためにウチの在庫を増やすことを計画しています」。
Dupree 氏は PSA 製品と他のトップ・ブランドを A/B テストした結果を「PSA マイクにはほどんど EQ する必要がありませんし,ベースのロールオフも少ないです」とまとめます。

イヤーマウントはケーブル径約 1.5 mm の PSA マイク専用に設計されていますが,Dupree 氏はこのイヤーマウントは柔軟性も高いことに気付きました──以前に在庫に持っていた PSA 社製ではないマイクにも使えたほどです。
「イヤーマウントを切ってフィットさせることができますし,テープをできる限り使わずに留まっていられるように形を整えることができる点が気に入っています」と Dupree氏。
氏は『EMBRACE™』は禿頭の役者たちにとってより美的なソリューションとなることに気付きました:「『EMBRACE™』は過去のソリューションよりも格好良く軽いマイクをより着実に固定する方法を私たちに提供してくれます」。

特許申請中の『EMBRACE™』マイクはオーディオ業界にとっては目新しい,カスタマイズ可能な組み立て式のマイキング・ソリューションです。
『EMBRACE™』マイクには隠すための設計が行われていますが,そのマウンティング・システムは従来のブーム式のマイクの場合と同様に口に対するマイク配置を一定に保ちます。軽量で目立たない最良ラベリア・マイクをイヤーマウントでずれないように配置したことはカスタム・マイキングのイノベーションです。
『EMBRACE™』の特許出願中のイヤーマウントは各ユーザーに合わせてカスタムフィットするように切り詰めて曲げて整形できます。ユーザーが耳に心地よくしっかり留まるようにイヤーマウントを整形したら,マイクをわずか数秒でイヤーマウント内に簡単に「ロック」できます。
仕上がるまで初回は約1〜2分を要するかも知れませんが,経験を積めば 10 秒もかからなくなると断言できます──今まで 20〜30 分を要していた手順がこれに置き換わるのです。

(写真:John Everett)

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